はじめに
先日、Excel ブックを生成 AI 向け Markdown に変換する xlsx2md という Single-file Web App を作りました。
もともとの xlsx2md は、xlsx2md.html をブラウザで開いて使う GUI 中心のアプリです。そこに今回、Node から実行できる CLI を追加しました。つまり、画面から使うだけでなく、バッチ的にも利用できるようにしようとしたものです。
この記事では、xlsx2md が CLI として何ができて、どう使うのかに絞って書きます。開発体験については別記事に分けます。
- 初出: 2026-03-21
- 更新: 2026-03-21
Node CLI でできること
Node CLI を使うと、コマンドラインから次のように xlsx (Excelブック) から md (Markdown) への変換出力ができます。
- 単一の
.xlsxworkbook 入力 - 結合済み Markdown のファイル出力
- ZIP のファイル出力
-
--table-detection-mode borderの利用 -
--shape-details includeの利用 -
--summaryによるシートごとの summary の標準出力 -
--helpによる使い方の確認
Excelブック・ファイルを入力に Markdown を出力するには以下のように指定します。
npm run cli -- ./tests/fixtures/xlsx2md-basic-sample01.xlsx --out /tmp/xlsx2md-basic.md
画像ファイルも含めて変換したい場合には ZIP ファイルの出力を利用します。
npm run cli -- ./tests/fixtures/xlsx2md-basic-sample01.xlsx --zip /tmp/xlsx2md-basic.zip
図形のテキスト出力が欲しい場合には、--shape-details include を付けて実行します。
npm run cli -- ./tests/fixtures/shape/shape-basic-sample01.xlsx --shape-details include
表の誤検知を抑えたい workbook では、--table-detection-mode border を指定できます。
npm run cli -- ./tests/fixtures/table/table-border-priority-sample01.xlsx --table-detection-mode border
変換が失敗した場合には、read failed、parse failed、convert failed、zip write failed、markdown write failed のように段階がわかるメッセージが出るようになっています。
まとめ
xlsx2md はこれまでブラウザ画面から使う GUI 中心のアプリでしたが、今回の追加で Node CLI からも使えるようになりました。
その結果、Excel ブックをコマンドラインから Markdown や ZIP に変換できるようになっています。README や --help、エラーメッセージも整えてあるので、バッチ的に使いたい場合の入口として扱いやすくなったと思っています。
ぜひ活用して、Excel ブックを Markdown に変換する用途に役立ててもらえればと思います。
実行ページとソースコード
ソースコードは GitHub で公開しており、これをダウンロードして Node CLI を起動できます。
従来のブラウザですぐ試せる Web 画面の実行ページは、次の URL です。
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