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VS CodeでPHPのデバッグ環境を構築する(Xdebug導入)

Last updated at Posted at 2021-12-12

導入環境

php : 8.0.13
vscode : 1.63.0
xdebug : 3.1.2
XAMPP : 8.0.13
OS : Windows 10

VSCodeの拡張機能「PHP Debug」をインストールする

複数あるが、Felix Becker氏の物をインストールする。
PHP DebugはXdebugとVSCodeを橋渡しするための拡張なので、次にXdebugをインストールする必要がある。

PHPのエクステンション「Xdebug」をインストールする

環境情報のコピー

新しくファイルを作成し、test.phpとリネームして、以下のコードを貼り付け実行する。

test.php
<?php 
phpinfo();

以下のように表示されるので、テキストをctrl + Aを押して全コピーする。

スクリーンショット (3).png

インストールウィザードで適切なファイルのダウンロードを行う

Xdebugインストールウィザードを開き、全コピーした内容をそのままテキストエリアに貼り付け
Analyse my phpinfo() outputをクリックする。

以下のように表示されるので、ファイル(windowsはdllファイル)をダウンロードする。

スクリーンショット (5).png

ファイルのインストール

ダウンロードしたファイルをphp_xdebug.dllとリネームして、
インストールウィザードで指定された場所(上記の画像ならC:\xampp\php\ext)へ移動させる。
ダウンロードしたXdebugのバージョンによってphp.iniに記述する設定内容が変化するので注意する。

php.iniファイルへ設定を追加する

インストールウィザードで指定されたパスにあるphp.iniを開き、以下の設定を追加する。
ファイルのリネームを行っていない場合は値をフルパスで記述する。

php.ini
 zend_extension = xdebug

上記の内容だけだとステップ実行が出来ないので、
Xdebugのバージョンごとに以下の内容を追加する。

Xdebug v3.x.xでのphp.iniへの追加内容

php.ini
xdebug.mode = debug
xdebug.start_with_request = yes

Xdebug v2.x.xでのphp.iniへ追加内容

php.ini
xdebug.remote_enable = 1
xdebug.remote_autostart = 1
xdebug.remote_port = 9000

動作確認

Webサーバを立ち上げているなら再起動を行い、最初に作成したtest.phpを実行する。

test.php
<?php 
phpinfo();

表示されるテキストにXdebugの項目が新たに追加されていて、
Xdebug v3系だと以下の画像のように設定されていたら導入成功!

Step Debuggerがenabledになっている
スクリーンショット (7).png
xdebug.start_with_requestがyesになっている
スクリーンショット (9).png

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