目的
CloudShellでファイルをダウンロードする際、フルパスが必要で少々面倒です。
本記事では、カレントディレクトリ内のファイルのフルパスを時系列順で
取得できるスクリプト作成し、手間を少し減らします。
スクリプト
#!/bin/bash
# カレントディレクトリの全てのファイルをフルパスで表示する(最新のファイルが最後)
find "$(pwd)" -maxdepth 1 -type f -printf '%T+ %p\n' | sort -n | cut -d' ' -f2-
時系列でソートした理由
最初は、pwdとlsをそれぞれ実行しコピペを2回することでフルパスを取得していましたが、
Cloudshell内で同じような操作を繰り返すにつれて手間だと感じるようになりました。
そこで、コピペが一回を済むようにフルパスで表示し、
時系列順でソートすることにより、 ずぼら心配性で過去に作成したファイルを
削除していなくても、簡単に最新のファイルを見つけたいと考えました。
使用方法
1. AWS CLIでデータを取得
aws ec2 describe-instances > ec2_instances.json
2. フルパス生成スクリプトを実行
./list_files.sh
3. 出力されたファイルのフルパスをコピー ※トリプルクリックで行を選択→ctrl+c
4.「アクション」メニューから「ファイルのダウンロード」を選択
5.コピーしたフルパスを「ファイルパスの入力」欄に貼り付け
6.「ダウンロード」ボタンをクリックしてファイルをダウンロード
まとめ
小さな工夫ですが、AWS CloudShellでの作業の効率を少し向上させることができます。
ぜひ試してみてください!