はじめに
弊社には朝日新聞信用組合という、文字通り信用組合(以下、信組)があります。
社屋内に窓口やATMがあるためアクセスがいいことと、社員ならローン審査の基準、返済の給与天引き等で多々利点があり、多くの社員に重宝されています。昔からの企業あるあるなのかもしれませんが、福利厚生やこのような環境が充実している点は非常ありがたいですね。
話が若干それましたが、今回は生成AIを使い、爆速でその課題を改善するお話です。
課題:ログインのたびに「4文字抽出」するのがつらい
長らく利用させてもらっている信組ですが、ログイン面で1つ面倒なフローがありました。利用者番号と呼ばれる文字列から “指定された桁の4文字” を抜き出して入力する必要があるのです。
毎回数えて、抜き出して、入力して、、、を繰り返すのですが、これが地味に面倒。もしも間違えたものなら再入力になりストレスマッハです。一般的なパスワード管理・入力サービスでは、この形式に対応しているものは私の知る限りなく、毎度人手でやっていました。
解決策:Chrome拡張機能を作ればいいのでは?
ロジック自体は至ってシンプルですので、拡張機能を用意して自動で入力することにしました。
※ この取り組みはあくまで試験的なものです。認証に使う要素をローカルに保存することになるため、本格的に利用する場合には適切なセキュリティ面での対応が必要になります。
拡張機能を作るのは久しぶりだったのですが、生成AIのおかげで30分で出来上がりました(最近は本当にコードを書かなくなったなぁ、、)。
生成AIにお願いした内容
- Manifest V3 形式のテンプレート
- 設定画面の用意
- 利用者番号の保存
- DOM から桁数指示を読み取り
- 利用者番号から指定範囲の文字列の切り出し
- 用意した抽出文字列の入力
以前は久々にChrome拡張を開発すると仕様が変わったりして、昔のコードが使えず調べ直しが必要だったわけですが、、、今となっては最新のフォーマットで、もちろん提示した要件通りに実装してくれます。生成AI様様ですね。
実際の動き
そんなわけで出来上がったのがこちら。
昔だったら自分なら少なくとも数時間は要していたレベルですが、ご丁寧に設定画面まで用意してくれています。
まとめ
今回はニッチな課題ですが、改善ツールを生成AIを利用して爆速で開発したお話でした。社内の小さな不便でも改善を体感できると、とても気持ちがいいですよね。
生成AIのおかげで、ちょっとしたアイデアをすぐ形にできる時代になりました。これからも日常の小さな不便をどんどん改善していきたいですね。

