1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

さわってみよう watsonx.data #1 ~初めの一歩編~ Part 2

Last updated at Posted at 2023-12-04

Part 2の内容
「さわってみよう watsonx.data #1 ~初めの一歩編~ Part 2」となる当記事では、
下記のうち

・watsonx.dataへのログイン
・インフラストラクチャー・マネージャー(3階層コンポーネントを知る)
・データ・マネージャー(データの探索)
・照会ワークスペース(データの照会)
・照会履歴(照会の監査(過去に実行されたSQLの表示))
・スキーマの作成
・データの取り込み(都内WiFiスポットの緯度、経度が記録されたCSVファイル)
・データの照会(地理空間関数で東京駅に近い都内WiFiスポットの件数を調べる)
・アクセス制御(インフラとデータに対するユーザー単位での制御)

太字部分の
・照会ワークスペース(データの照会)
・照会履歴(照会の監査(過去に実行されたSQLの表示))
を取り上げます。

照会ワークスペース

照会ワークスペースは “SQL”アイコンで呼び出せます。
カタログ->スキーマ->表という階層で表示される点はデータ・マネージャーと似ていますが、表を選択すると列名まで確認できます。
SQLで表を指定する際には、カタログ名.スキーマ名.表名で指定します。
照会ワークスペースで、照会(SELECT)などのSQLをエディター上(画面例:Untitle1タブ)で記述し、実行し、結果の確認ができます。

image.png

照会ワークスペースでは、表を選択後、”>”アイコンをクリックし、リストから”SELECTの生成”を選択することで、SELECT文を自動生成させることもできます。
任意の表を選択し、操作してみてください。生成されたSELECT文は編集可能です。

image.png

画面右上の青文字の”説明”ボタンをクリックすると、エディター上のSELECT文の実行計画(EXPLAIN)を確認できます。
EXPLAINは照会パフォーマンス・チューニングの際に「どのようなアクセス・プランに基づいて照会が処理されているか?」を理解したい時に利用されることが多いです。
詳細はマニュアルをご参照ください。 https://www.ibm.com/docs/en/watsonxdata/1.0.x?topic=statements-explain

image.png

照会履歴

照会履歴は、画面左上の”SQL”アイコンのすぐ下のアイコンで呼び出せます。状態が”FINISHED”になっているものは、実行済みのSQLで、”RUNNING”になっているものは現在実行中のものです。
状態として、”STARTING”や”FAILED”が表示されることもあります。

image.png

照会履歴では過去に実行したSELECT文などを画面上のリストから選択し、再実行することが簡単にできます。
画面リストの”照会”に注目して、任意のSELECT文を選択してください。
選択したまま、画面右端のドットが3つ縦に並んだアイコンをクリックし、”照会ワークスペースで開く”を選択します。すると画面が照会ワークスペースに切り替わります。

image.png

Part 2のまとめ
・照会を実行し、結果を確認できる、照会ワークスペースついて学びました。
・照会ワークスペースで表を指定する時は、カタログ名.スキーマ名.表名で指定します。
・照会ワークスペースでは、表を選択後、リスト"SELECTの生成"からSELECT文を自動生成できます。
・照会ワークスペースでは、SELECT文の実行計画(EXPLAIN)を確認できます。
・過去に実行した照会は照会履歴から確認できます。
・照会履歴から、過去に実行済SQLを簡単に再実行することができます。

Part 3に続きます。
https://qiita.com/ibm_tk/items/67835baee81ce07716be

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?