現在、エンジニアとして働きながら、自社の採用にも関わっているのですが、
せっかく応募してきてるのに書類が雑でもったいないと思うことが多々あるので、
ちょっと語りたいと思います。
転職の応募はして欲しい。でも、採用活動は効率的にやりたい。
IT業界で働いている人なら分かると思うのですが、この業界、基本的に業務は常に忙しいです。
(もっとも、この業界に限らないと思いますが。。。)
ですので、新しい人にはどんどん入ってほしいです。
一方で忙しいので、なるべく採用活動には時間はかけたくないです。
採用面接は1回あたり30〜60分かかり、かつ、時間を相手に合わせないといけないです。
しかも、面接前に履歴書をチェックしたり、日程調整をしたりとなると、単純な面接時間の倍くらいは時間を使うことになります。
私は人事ではないので、業務の合間にやることになり、どうしても使える時間が限られてきます。
つまり何が言いたいかというと、時間の関係で応募者に全員会えるわけでもなく、書類でNGになる人が発生します。書類の時点で会ってみたいと思えない人は、申し訳ないけど落とします。
たぶん、他の会社の採用もそうだと思います。
どういう人に会ってみたいと思うか
ということで、書類審査というものはそれなりに重要で、面接官に会ってみたいと思わせる必要があります。
私の場合、以下のような事が書類から読み取れれば、「会ってみたい!」となります。
- エンジニアとしての実力がある
- 将来的に実力をつけて活躍してくれる
転職ということは中途採用です。基本的に即戦力が求められます。
即戦力にならなくても、活躍してもらえそうと思える下地は必要です。
輝かしい実績がある人は、その実績を書けばよいでしょう。
嘘っぽいとかアピール力が足りないということがなければ、問題ないでしょう。
しかし、アピールできるほどの実績を残している人ばかりではないと思います。
いまの会社では実績を残せるとは思えないから転職活動している人もいるでしょう。
別業種からエンジニアに転職したい人もいるでしょう。
では、どうすればよいか?
やりたいことをアピールしよう
履歴書や転職サイトのプロフィールに、転職したら何をやりたいかを書きましょう。
今までやってたことは書いていても、これから何をやりたいかを書いてない人が、なぜか多いです。
転職を考えてる人って、基本的に今の環境に不満があって、他にやりたいことがあると思うんですよね。
なのに、今までのことだけを書いても意味なくないですか?
ですので、
- 自分は今、何がやりたいのか
- どんな技術に興味があるのか
- どんな勉強をしているのか
を、書いてくれると、採用する側からすると、とても参考になります。
エンジニアは、常に新しい技術をアップデートしないといけなく、常に勉強が必要な職業です。
興味が無いことの勉強を続けるのはかなりツライですので、
「興味がある」 -> 「勉強してくれる(と思う)」 -> 「実力をつけて活躍してくれる(と思う)」
というのは、かなり大きなアピールポイントになります。
個人的には、履歴書で一番しっかり読むのは志望理由ですね。「会社の理念に共感して〜」とかはどうでもいいですが、入社後に何やりたいかがはっきりしている方は、採用を積極的に進めたいです。
職務経歴のほうが大事だと思っているのか、なぜかエンジニアの中途採用って志望理由を雑にしか書いてないことが多いんですよね。それって確実に損してますよ。
技術力をアウトプットをしよう
「興味がある」ことをアピールしようと書きました。
しかし、それだけでは「実力をつけて活躍してくれる」根拠としては弱いです。世の中には口だけの人が多いですから。
では、どうするか。興味のあることを少しでも勉強して、アウトプットしましょう。
調べたことを技術記事を書いたり、実際にコーディングしたものをGitHubに上げたりですね。
そして、そのURLを転職サイトのプロフィール欄や履歴その備考に貼っておきましょう。
実際にやったことは、確実にその人の力になっているはずなので、
そういった記事やGitHubのリポジトリは強力な自己PRになります。
まとめ
とりあえず、書類審査の時点で下記を書いておくと、良いです。
少なくとも私が見た場合の通過率は上がります。
- やりたいことをアピールする
- 技術記事を書いたりGitHubにコードを上げて、URLを貼っておく
会社の宣伝
記事は以上になりますが、
エンジニア募集をしているので、応募をお待ちしています。
https://ncdc.co.jp/recruit/
https://www.green-japan.com/company/5693