OpenStackとは
AWSやAzureなどと同じIaaSの一つ
複数のコンポーネントから構成され、年々コンポーネント数が増えている
2018年5月現在のバージョンはQueens(https://releases.openstack.org)
DockerやKubernetesと連携するための機能も提供されている
主なコンポーネント
開発元のRedHatのページによくまとまっている
https://access.redhat.com/documentation/ja-jp/red_hat_openstack_platform/8/html/architecture_guide/components
- Nova 仮想マシンの管理をするよ
- Swift 画像などのデータをオブジェクト単位で保存するよ
- Glance 仮想マシンのイメージを管理するよ
- Neutron ネットワークの管理をするよ
- Horizon 上記のコンポーネントたちをGUI経由でわかりやすく操作できるよ
- Keystone API実行時のセキュリティを強化するよ
役割とコードネームが存在する
OpenStackは各コンポーネントが連携して成り立っているが
それぞれの役割には名前がつけられている
- Nova → Compute
- Swift → Object Storage
- Glance → Image
- Neutron → OpenStack Networking
- Horizon → Dashboard
- Keystone → Identity
OpenStackをお試ししたい場合
DevStackを使うと、OpenStackを使う環境がサクッと手に入る
gitからcloneしてきて、stack.shを実行するだけ
https://github.com/openstack-dev/devstack