はじめに
本稿はシステムアイ Advent Calendar 2022の記事です。
非エンジニアであり、ただの人事担当者が 「会社のロゴが動いたらかっこいいよね」 という気持ちだけで、After Effects
でモーションロゴを作った話です。
これを読んで、"畑違いのことをやってみる"精神に 『健闘を讃えたい』 という人が1人でもいてくれたら嬉しいです。
参考にしたサイト・動画
自分たちで作れるでしょ!
ある日、グループ会社の会社紹介動画を見る機会があり、現役エンジニアであり弊社の代表から「うちもこれ作ろう」と言われたのが始まりでした。その動画は外注で○十万という費用をかけて作られたものでしたが、「まあ、自分たちで作れるでしょ!」と言われ...
"あれ?作れるかな、作れるかも"という脳の錯覚が起こり始めました。
After Effects
初心者が抑えておきたいポイントを勝手にまとめてみます。
発想の転換
ロゴそのものに柔軟なアニメーションをつけて動かす為には、Illustratorのデータに沢山小細工をしておく必要があります。デザイナーさんと連携を取れる環境なら依頼可能ですが、それはできなかったので、ロゴではなく、その周りにモーションを持たせていくことにしました。
モーショングラフィック入門レベルでもこれが作れました。工夫した点は下記です。
- ロゴの周囲にモーションをつける
- 背景画像に濃淡をつける
- ショートカットキー暗記
侮れないショートカットキー
何かとショートカットを覚えるとかなり作業効率になりますよね。初心者の私でもかなり使ったのが下記です。
選択ツール: V
必ず選択ツールに戻すようにクセづけると、操作ミスを減らすことができます。
位置: P
回転: R
スケール: S
不透明度: T
アンカーポイント: A
キーフレームが打たれたプロパティ表示: U
P(位置)を表示した後にT(不透明度)も一緒に表示したいとなった時、上記のショートカットキーに+ Shift
を追加するとプロパティ項目を追加表示することができます。
例: P
のあとT + Shift
ちなみに+ Shift
を押さないと、前に表示させていたP(位置)がT(不透明度)を押すと消えてしまいます。追加して一緒に表示させたい時は忘れずに。
位置: Option + Shift + P
回転: Option + Shift + R
スケール: Option + Shift + S
不透明度: Option + Shift + T
Windowsは`Option`を`Alt`に変更してください。
キーフレーム追加はかなり使います。Option
+ Shift
にずっと左手置いたままでもいいかもしれないです
1フレーム先に移動: Command + →
10フレーム先に移動: Command + Shift + →
Windowsは`Command`を`Ctrl`に変更してください。
前に移動する場合は矢印を逆「←」にするといけます。
Ctrl
もしくはCommand
キーをおしたまま矢印キーを連打で自由にフレーム移動が可能です。
おわりに
『After Effects
はキーフレームを打つ作業だ』
本当にこれに尽きると思います。 "キーフレームによってアニメーションする" という表現が、正しいかわかりませんが、しかし、時の流れにキーフレームを打ち、動きを加えていく..そんなイメージです。
最後に、会社のロゴ刷新に合わせて作り直したモーションロゴも載せちゃいます。ちょっと成長ver.と言えますかね・・