SDN
Software Defined Network
ソフトウェアを用いてネットワークを制御する技術の総称
・運用管理のシンプル化を目的としていて、DCやISPで使用されている
コントロールプレーンにあるSDNコントローラーはデータプレーンにあるハードウェアに設定を送り込むことで仮想ソフトウェアを作っている
コントロールプレーン
SDNにおいてネットワークの全体を制御している。
データプレーン
SDNにおいてパケットを転送する役割を持つ
オーバーレイ型
スイッチ間にトンネリングを定義することで既存の物理ネットワーク環境を使用することができる仕組み
オーバーレイ型ではハイパーバイザーに組み込んである仮想スイッチを使用する
ハイパーバイザー
サーバー仮想化などで利用される、コンピューターを仮想化するための制御プログラム
VMwareのvSphereやマイクロソフトのHyper-V、Linuxで使われるKVM等が利用されている。
1 SDBコントローラーから両端のスイッチに対してトンネル(VXLAN)の設定を流す
2 パケットを受け取った片方のスイッチはVXLANのヘッダーを付けてカプセル化を行いトンネルに流す
3 もう片方のスイッチはVXLANを非カプセル化で外したのち、宛先端末に転送する。
ホップバイホップ型の衰退もあり、SDNといえばほぼオーバーレイ型を指すことが多い
ホップバイホップ型
スイッチ一つ一つに情報経路(フローエントリー)を渡すことでその情報をもとにパケットに転送する方式の事を指す
経路の配布にはOpenFrowと呼ばれるプロトコルが使用されている
制限が多いため、商用価値がなく、採用している企業は非常に少ない
CDN
Content Delivery Network の略称
Webコンテンツで利用されている様々なファイルを大量配信する為に最適化されたインターネット上のサーバーネットワークである
CDNはオリジナルのWEBコンテンツを持っているオリジンサーバーとそのキャッシュを持っているエッジサーバーで構成されている
ユーザーは物理的に距離の近いエッジサーバーに接続させられる
エッジサーバーにキャッシュがなかったり、有効期限が切れている場合のみ、オリジンサーバーとキャッシュサーバーがやり取りを行う
物理的に距離が近いサーバーにアクセルするようになっていることでユーザーとサーバーの距離の影響でダウンロード速度が改善するだけではなく、サーバーの負荷の分散にも役立っている。