はじめに
タイトル通りですが、Firebaseの認証情報 Auth.auth().currentUser
は、あるiOS端末のバックアップを取って、他のiOS端末で復元したとしても認証情報を引き継ぐことはできません。
iOS端末Aのバックアップを取って、端末Bで復元する
この場合、復元された端末Bでアプリを動作させてもcurrentUserはnil
です。
iOS端末Aのバックアップを取って、再度端末Aで復元する
この場合、端末AのcurrentUserのuidはバックアップを取った時と同一です。つまり同一端末での復元ではFirebaseの認証情報は復元されます。
まとめ
このようにバックアップの復元先が元の端末かそうでないかでFirebaseの認証情報が復元されるかどうかが変わってきます。
特にUserDefaultsやキーチェーンなど、復元される項目と組み合わせて情報を組み立てている場合、バグの温床となります。
お気をつけください。