背景
Vagrant内の CentOS7にKVM環境を構築した。ゲストOSの管理をGUIでするため、virt-manager
を起動しようとした。しかし、以下の警告が表示されて起動できなかった。
[vagrant@localhost ~]$ sudo XAUTHORITY=~/.Xauthority virt-manager
[vagrant@localhost ~]$
(virt-manager:28496): Gtk-WARNING **: 15:31:29.497: cannot open display:
前提条件
- ホストOS
- macOS mojave
- ゲストOS
- Vagrant上の
CentOS Linux release 7.6.1810 (Core)
- Vagrant上の
原因
ローカル環境側で export DISPLAY=:0.0
を実行していなかったのが原因だった。
Xアプリケーションは、クライアントが出した要求をサーバーが受けてモニターに出力をする方式となっている。今回ローカル側でXQuartzを起動していたが、モニターとして利用するホスト側のIPアドレス・ウィンドウ・スクリーン情報をDISPLAY環境変数として伝える必要があったが、それが未設定だったのが原因だった。