if文とは?
if 文は条件式を評価して、true/false で処理を分けるシンプルな方法です。
if (score >= 80)
{
Console.WriteLine("合格!");
}
else if (score >= 50)
{
Console.WriteLine("もう一歩!");
}
else
{
Console.WriteLine("不合格…");
}
- 複雑な条件(&&, || など)に強い
- 範囲チェックに便利
柔軟だけど、分岐が多すぎるとコードが読みにくくなるのが欠点です。
switch文とは?
switch 文は、特定の値に応じて処理を分けるときに便利です。
switch (dayOfWeek)
{
case "月曜日":
Console.WriteLine("週の始まり!");
break;
case "金曜日":
Console.WriteLine("やっと週末!");
break;
default:
Console.WriteLine("普通の日");
break;
}
- 値の一致チェックに特化
- 分岐が多くてもスッキリ書ける
- C# 8.0 以降は switch式 が使えて、さらに読みやすい
数値や文字列の固定パターン分岐に強いけど、範囲条件には弱いです。
使い分けの目安
こんなとき | おすすめ |
---|---|
条件が複雑(範囲チェック、複合条件など) | if |
値ごとに分岐(列挙型、定数、固定パターン) | switch |
分岐が2〜3個程度 | ifでもswitchでもOK(読みやすい方を選ぶ) |
分岐が多い(5個以上など) | switch の方が見やすい |
まとめ
- if文 → 柔軟・範囲や複雑な条件に強い
- switch文 → 値ごとの分岐に強く、見やすい
迷ったら「読みやすい方を選ぶ」が一番です。
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