コンストラクタとは?
コンストラクタとは、オブジェクトが作られるときに最初に実行される特別なメソッドのことです。
- new でクラスからオブジェクトを作るときに呼ばれる
- 主に「初期設定」に使う
イメージでいうと「新しい家を建てるときに最初から設置されている家具や設備」みたいな感じです。
コンストラクタの書き方
public class Car
{
public string Color;
// コンストラクタ
public Car(string color)
{
Color = color;
Console.WriteLine($"{Color}の車を作りました!");
}
public void Drive()
{
Console.WriteLine("走ります!");
}
}
ここでは Car クラスに「コンストラクタ」を定義しました。
クラス名と同じ名前のメソッドを書くと、それがコンストラクタになります。
使ってみる
Car myCar = new Car("赤");
myCar.Drive();
実行すると
赤の車を作りました!
走ります!
- new Car("赤") をした瞬間にコンストラクタが呼ばれ、初期化されます。
- そのあと普通にメソッドを使えるようになります。
コンストラクタを使うメリット
-
初期設定を忘れない
→ 必要な情報を強制的に設定できる。 -
コードがスッキリ
→ myCar.Color = "赤"; のような初期設定をいちいち書かなくて済む。 -
オブジェクトの完成度が保証される
→ ちゃんと準備された状態で使える!
まとめ
- コンストラクタ = オブジェクトが生成されるときに自動で呼ばれる初期化メソッド
- クラス名と同じ名前で定義する
- 初期設定を確実に行えるので便利!