はじめに
こんにちは、学生エンジニアの @huyunoki です。
Qiitaアドベントカレンダー2025、皆さんは順調に進められていますでしょうか。
🎊今回初参加なのですが、この記事で見事完走することが出来ました🎊

私はこれまであまり記事を執筆してこなかったので、文才に自信がありませんでした。
そんな私がAIを用いて、アドベントカレンダーを完走できた理由を今回はお話しさせていただきます。
「AIにすべてを任せているのではないか」と思われるかもしれませんが、それは半分正解で、半分は異なります。
今回はこの挑戦を通じて私が辿り着いた「自らの想いを大切にしながら、AIを心強いパートナーとして活用する方法」について共有させていただきます。
1. 頭の中では整理されているのに、アウトプットがうまくいかない悩み
私には一つの悩みがありました。
書きたいアイデアはたくさんあり、頭の中では伝えたい想いが溢れているのですが、いざ文章にしようとするとどうしても内容が散漫になってしまうのです。
- 構成がまとまらず、話の順序が前後してしまう。
- 一言で言うと「まとまりのない下書き」で止まってしまう。
- 自分で読み返して「内容が分かりにくい」と感じ、挫折してしまう。
「伝えたい熱意はあるのに、それを適切に表現する出力方法が分からない」という状態。これが私がこれまで執筆をためらっていた大きな理由でした。
2. AIの適切な使い方は「0→100」ではなく「99→100」
ここで私が気づいたのは、AI(Gemini)との理想的な距離感です。
テーマだけを伝えて「AIに0から100まで、すべてを生成してもらう」という活用法もあります。しかし、それでは自分自身の学びになりませんし、何より「自分で書き上げた」という実感が得られません。
そこで私が実践したのは、「自分の言葉で99%まで書き上げ、最後の1%の仕上げ(構成の整理や校正)をAIに手伝ってもらって100%にする」という方法です。
実際に活用している添削用プロンプト
私が執筆の際にGeminiへ入力しているプロンプトは以下の通りです。
## 依頼内容
【添削・構成改善】
## 記事テーマ(タイトル案)
[ここに考えている記事のテーマやタイトル案を書いてください]
## 記事の目的(この記事で読者に何を達成してほしいか)
[例:〇〇というライブラリの便利さを知ってもらう。特定のバグの解決手順を共有する。]
## 想定する読者
[例:Java初心者、特定のフレームワークを使っている人]
## 現状の原稿(箇条書きや下書きでも可)
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[ここに、自分で書いた記事の原稿を貼り付けてください]
## 添削の優先度
[以下のいずれかを選択してください]
1. 構成・分かりやすさ最優先(論理的な一貫性があるか)
2. 表現・魅力最優先(導入文やトーンが適切か)
3. 両方バランス良く
## [オプション] 特に見てほしい部分
[例:ここのコードの説明が不十分ではないか、など]
3. 実録:この記事の「ビフォー・アフター」
「99→100」にするというプロセスを具体的にお伝えするため、この記事自体の最初の下書きをご紹介します。
【Before】最初の下書き(整理されていない状態)
今回の記事では、**Advent Calendar 2025**で、これまでほとんど記事を書いてこなかった僕が、なぜここまで記事を書けたのかを振り返ります。
僕は書きたいこと自体はたくさんありました。
ただ一つ問題があって、**頭の中では文字があふれているのに、いざ書くと殴り書きのようになってしまう**ことです。
記事としての構成や順序, まとめ方がうまくできず、どうしても稚拙な文章になってしまっていました。
そこで今回のAdvent Calendarでは、
**まず自分で殴り書きをして、そのあとAI(Gemini)に添削してもらう**という方法を取りました。
このやり方の良いところは、最初からAIに0から文章を書かせていない点です。
自分でアウトプットしているので、「記事を書いた」という実感はしっかり残ります。
さらに、添削前と添削後を見見比べることで、
- 自分の文章のどこが分かりにくいのか
- 構成や順序の何が足りていないのか
が一目で分かるようになりました。
この方法のメリットをまとめると、
- AIに丸投げしていない
- 自分でアウトプットした実感が消えない
- 自分の文章力の弱点がはっきり分かる
- 完璧主義から解放される
- 自分の情熱や言いたいことはそのまま残る
という点です。
「頭の中には文字があふれているのに、書き出すとゴミになる」
そんな人には、かなり相性のいいやり方だと思います。
(この元の文章と新しく作成した文章を比べる箇所も作ってください)
【After】ブラッシュアップ後の文章
まさに今、皆さんが読んでくださっているこの記事の状態です。
いかがでしょうか。伝えたい内容や想いは変えずに、より読みやすく、整理された形になっていることがお分かりいただけるかと思います。
4. この方法が優れている5つの理由
AIを「添削パートナー」として迎えることには、多くのメリットがあります。
- AIに依存しすぎない: あくまでベースは自分自身の言葉です。
- アウトプットの実感が得られる: 自分が生み出した「99」の努力があるからこそ、完成した時の達成感があります。
- 自身の改善点が見える: 自分の下書きと完成した文章を見比べることで、「自分はここで説明を省略しがちだ」といった癖が客観的に把握できます。
- 執筆の心理的ハードルが下がる: 「後で整えてもらえる」という安心感があるため、まずは想いを書き出すことに集中できます。
- 自分の「想い」が反映される: AIに一から作成させると画一的な文章になりがちですが、この方法なら自分自身の視点や熱量をしっかりと残せます。
結論:AIにすべてを委ねるのではなく、良きパートナーとして活用しましょう
「伝えたいことはあるのに、うまく文章にまとめられない」という悩みでアウトプットを止めてしまうのは、非常にもったいないことです。
皆さんが書き出した整理されていない文章は、決して無駄なものではなく、大切なアイデアの源泉です。それをAIという協力者と共に、最後に丁寧に磨き上げるだけで良いのです。
「0から100」ではなく「99から100」。
これが、私たちエンジニアがAIと共存し、楽しみながらアウトプットを続けていくための、一つの理想的な形ではないかと考えています。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。