まさかのスコア1000点。不安だらけだった試験当日と学習の振り返り
こんにちは、ベトナム出身のエンジニアで、沖縄で働いているズンです。
先日 AWS Certified Advanced Networking – Specialty(ANS-C01)を受験し、スコア1000点で合格することができました。
正直に言うと、試験中は
「この問題、本当に合っているかな……?」
と思うものがかなり多く、結果を見るまでは全く自信がありませんでした。
だからこそ、このスコアには自分でもかなり驚いています。
この記事では、
- なぜこの資格を受けようと思ったのか
- 実際にやった勉強内容
- 試験当日の感想
- これから受ける人へのアドバイス
を、個人の体験ベースでまとめます。
なぜ Advanced Networking – Specialty を受験したのか
実際のプロジェクトでは、
Direct Connect や Site-to-Site VPN などの接続部分に触れる機会があまり多くありませんでした。
というのも、オンプレミスと AWS をつなぐネットワーク領域は、
多くの場合 お客様側のインフラ/ネットワーク部門が AWS と直接やり取りする ためです。
その結果、
- 概念としては理解しているものの
- 設計の妥当性を評価したり、深い議論をしたりするにはまだ自信が足りない と感じる場面がありました
そこで、AWS Certified Advanced Networking – Specialty を通じて、
- AWS におけるネットワーク設計を体系的に整理する
- 実務で触れる機会の少ない領域の知識を補強する
- そして何より、「なぜこの構成を選ぶのか」を説明できる状態になる
ことを目標に、この資格に挑戦しました。
試験のドメイン構成(公式)
試験は以下の 4 ドメインで構成されています。
- Domain 1: Network Design(30%)
- Domain 2: Network Implementation(26%)
- Domain 3: Network Management and Operation(20%)
- Domain 4: Network Security, Compliance, and Governance(24%)
体感としては、
「設計思想を問う問題」+「制約条件の中での最適解選択」
が非常に多い試験だと感じました。
実際にやった学習内容
1. 公式ドキュメントを軸にした学習方法
今回の試験対策では、以下の流れで学習を進めました。
まず、オンライン講座で基礎知識を整理しました。
私は社内で提供されている AWS のオンラインコースを利用し、VPC、DX、VPN Site-to-Site、Hybrid 構成などの前提知識を一度しっかりと固めました。
その上で、AWS 公式の Exam Guide を丁寧に読み込みました。
試験範囲や各ドメインで何が問われるのかを把握するために、公式ドキュメントを「チェックリスト」のように使いました。
次に、AWS Skill BuilderのANS-C01シリーズ動画を視聴しました。
文章だけではイメージしづらいネットワーク構成も、図やユースケースと一緒に説明されているため、理解がかなり深まりました。
ある程度インプットが進んだ段階で、AWS 公式の模擬試験に取り組みました。
この時点ではスコアよりも、
- なぜこの選択肢が正解なのか
- 他の選択肢はなぜ不適切なのか
を説明できるかどうかを意識して復習しました。
最後の仕上げとして、復習と問題演習を繰り返し実施しました。
このフェーズでは、AI エージェントにもかなり助けられました。
自分の理解が曖昧なポイントを言語化し、「なぜそうなるのか」を何度も確認することで、知識が定着したと感じています。
2. 図を書いてネットワークを整理する
ネットワーク系は、文章だけだと頭に残りません。
- VPC / Subnet / AZ
- Route Table
- TGW / DX Gateway
- On-Prem Router
を 手書き or 図 で整理することで、「このトラフィックはどこを通るのか?」を常に意識しました。
試験当日の正直な感想
試験当日の率直な感想としては、想像以上に集中力を消耗する試験でした。
-
問題文が全体的にかなり長いです。
前提条件や制約が細かく書かれているため、途中で読み飛ばすと判断を誤りやすいと感じました - 選択肢がどれも似ている問題が非常に多く、一つ丁寧に比較する必要があり、正直かなり疲れます
- 内容としては、体感で 約 90% が Direct Connect や Site-to-Site VPN に関連しております
- VIF の使い分けに関する問題です (Private VIF、Public VIF、Transit VIF)
- *経路選択に関する知識**も頻繁に問われました (Longest Prefix Match、BGPのLocal Preference、AS_PATH)
- そのほかにも、Route 53 Resolver(Inbound / Outbound)、ELB や GWLB を含むトラフィック設計、Transit Gateway(TGW)、KMS を含めたセキュリティ関連の考慮点など、ネットワークを中心にしつつ、他サービスとの連携を理解しているかを問う問題も多く出題されました
これから受験する人へのアドバイス
- ✅ サービス単体ではなく 構成全体 を意識する
- ✅ 「なぜその設計なのか」を説明できるようにする
- ✅ ネットワーク図を自分で描く
- ✅ 不安でも最後まで落ち着いて読む
おわりに
Advanced Networking – Specialty は、簡単な試験ではありませんが、
- AWS のネットワーク理解が一段深くなる
- 設計レビューで自信を持って話せるようになる
という意味で、本当に価値のある資格だと感じました。
これから受験される方の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
