SymbolのAPIはOpenAPI定義が容易されています。
前回はごく一部だけ手動で実装しましたが、今回は定義されているエンドポイントをZodのクライアントコードから動的にMCP Toolとして実装するコードを書きました。
これにより、個別に実装せずともすべてのAPIを呼び出せるようになりました。
また、定義が更新されても追従できて安心です。
なお、前回記事はこちら。
MCPサーバの実装練習をSymbol API RESTサーバでしてみる #ブロックチェーン - Qiita
前提条件・知識
- Node.js 16以上(たぶん、20くらいだと安心)
- Claude Desktop β版
コード
Claude Desktop へのMCPサーバの設定
前回記事か、他の記事を参照してください。(手抜き)
Claude Desktopでの動作
すべてのAPIの呼び出しまでは試していません。
トランザクションの構築と発信も時間があれば実現してみたいところです。
ともあれ、せっかくなので遊んでみてほしいです。
なお、接続先ノードはハードコーディングで済ませてしまっているので、他のノードやメインネットのノードにつなぎたい場合は直接コードを書き換えてください。
まとめ
Claude DesktopのMCP機能はまだβ版であり、もっと便利に使いやすくも成っていくと思われます。
OpenAIは独自路線でOpenAI Agents SDKというものを開発しているようですし、一ヶ月一週間でちゃぶ台が返るAI周りなので、まだちょっと様子を見たほうがいいかなという気もします。
とはいえ、ある目的を達成しようとおもったら、なんらかの形で外部リソースを参照したり、アクセスする必要があるはずで、SEO関係でLLMS.txtが話題になるように、如何にAIフレンドリーなリソースやアクセス方法を提供するか、ということを今後は考えていく必要があるのかもしれませんね。