はじめに
この記事では一般的に用いられるawsアカウントではなくaws Educateのアカウントを使って一般用とは少し違う?ところ(自分が使ってみた所感)を記述していこうと思います.
AWS Educateとは
https://aws.amazon.com/jp/education/awseducate/
このサイトには,
AWS Educate を通じて、学生と教員は、成長分野のクラウドキャリアに対応するために開発されたコンテンツとプログラムにアクセスできます。また、AWS Educate は、クラウドスキルを採用している企業を、AWS Educate 求人掲示板で資格のある学生求職者とマッチングします。
ということができるらしいです.しかし,具体的にawsのEC2が出来るの?出来るのだとしたらどこまで?とは書かれていません(結論的にはできます).本記事ではEC2を建てることはしませんが,一般用と学生用で与えられている権限の違いなどを実際のコンソール画面を見せながら説明していきます.
詳しい概要は以下のサイトがやくに立つと思います.
https://qiita.com/yosshi4486/items/609045ae9e7e50505772
https://qiita.com/tanaka_mizuki/items/107dd68d45e38b761622
目次
- コンソール画面
- 権限
- AWSサービス
コンソール画面
コンソール画面は一般用とあまり変わりはないように思います.権限
基本的に与えらる権限は小さいです.例えば,ヘッダーにあるアカウントの場所から「マイアカウント」「マイ組織」をクリックしてもエラーが表示されます.
awsのサービスについても同様のことが言えます.例えばIAMユーザの機能は使えません(私がやった範囲の中では)でした.IAMユーザは他のチームメンバーが参加して来た時にどれくらいの権限を付与させるのかを指定する機能です.一般的にアカウント作りたての場合はルートユーザーですが,メールアドレスの変更やクレジットの変更など以外は使用せず,IAMユーザを利用することを推奨されています.しかし,この機能はAWS Educateアカウントでは作成出来る機能が付与されていません.察するに,対したアカウント情報を登録していないからではないかと思いますが,よくわかりません.
*補足ですが,IAMユーザ自体は作成出来るのですがエラーが表示されそのアカウントでログインができません.まぁ結論的に利用できないのは同じです.以下の画像
AWSサービス
AWSの各サービスが利用出来るかについて記述します.結論的には使えます.ただし,機能的には小さいものであり大容量のEC2サーバーを建てることは推奨しません(やろうと思えば多分出来る?).というのも与えられている金額も30.00$ぐらいですしあくまでもインフラを構築するお勉強と思って頂ければいいのではないのでしょうか.
しかし,注意した方がいいのがサーバーを建てる時のリージョンについてです.例えばVPCとかでネットワークの初期設定をする時にリージョンを選択しますが,日本(東京)を指定して作成すると何故かエラーが出ます.ちなみにリージョンをバージニア北部で設定するとうまく設計できます.これはVPCだけでなくCloudWatchの機能などにも通じ,おそらく他の機能も同じようなことが起きているのではないのでしょうか?
上の画像のようにアベイラビリティゾーンをUS設定にしないとできないみたいです.ちなみに他のUSの場所でも適応外でありバージニア北部のみが作成出来るようです.リージョンはアメリカでも機能しますのでアメリカで作ってみた方が良さそうです(多少$は上乗せされますが).
まとめ
本記事ではAWS Educateの一般用とは少し違うところ,というものを紹介しました.具体的には権限やサービスで気をつけることを記述しました.学生の皆様も無料でawsが使えるので少し触ってみてはどうでしょうか??