はじめに
今回は、Spring Bootで画面に「Hello World」を表示するまでの流れを書いていきます。
こちらは、VSCodeでSpring Bootプロジェクトを開始した後からの流れを書いていきます。
(今回はSpring Securityを依存関係に含んでいないのでログイン画面は表示されません)
プロジェクト開始までの流れはこちらの記事を参考にしてみて下さい。↓
https://qiita.com/hukuryo/items/0bb58861751db3c20d26
HTMLテンプレートを作成
まず「Hello World」を表示するHTMLを簡単に書いていきます。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja" xmlns="http://www.thymeleaf.org">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>Hello</title>
</head>
<body>
<h1>Hello World</h1>
</body>
</html>
Controllerの作成
次に、Controllerクラスを作成し、先ほどのHTMLテムプレートの表示をします。
以下のようにコントローラーファイルを作成して、コンタロラークラスを書いていきます。
VSCodeの場合、コントローラークラスを定義すると、自動でパッケージやクラス名の定義などはしてくれます。
// パッケージ名が自動で追加される↓
package com.example.demo.controller;
// クラス名が自動で追加される↓
public class HelloController {
}
コントローラクラスが定義できたら、中身を書いていきます。
package com.example.demo.controller;
import org.springframework.stereotype.Controller;
import org.springframework.web.bind.annotation.GetMapping;
//コントローラークラスであることを定義
@Controller
public class HelloController {
//今回はURLに/localhost:8080/hello/というリクエストが来たらhelloメソッドを動かしますと指示している
@GetMapping("/hello")
public String hello(){
return "/hello";
}
}
使われているアノテーションの説明は以下の通りです。コード内の説明も含めて読んでみて下さい。
アノテーションとは、Springで様々な機能を提供してくれるもので@〜と記述します。(このコードだと@Contorollerなど)
アノテーション名 | 機能説明 |
---|---|
@Contorller | コンピュ-ターにコントローラークラスであることを認識させるためのもので、コンピューターに「このクラスはコントローラークラスです!」と教えてあげているイメージ |
@GetMapping | ブラウザからgetリクエストが送られてきた時にこのコードを動かしますという定義をするためのアノテーション。 |
Hello Worldを表示
それでは、ブラウザでHello Worldが表示されるか確認してみましょう。
ブラウザのアドレスバーに以下のURLを入力して下さい。
http://localhost:8080/hello/
そうすると、、、
このようにHello Worldが出力されました!