最近、Appiumに手を伸ばし、徐々にテスト実行の自動化進めています。
いろんな人にテストスクリプトを作成するきっかけを持ってもらおうと、
日々、Appiumの環境構築をお手伝いしているのですが、
ちょくちょく引っかかるエラーがあったので、対処法を残しておきます。
##今回実行した環境
OSバージョン: mac book pro 10.13.3
##現象:iOSシミュレーターでAppiumを実行するとエラーが出る
Androidシミュレーターでは、Appiumの実行ができるところまでいっても、
iOSシミュレーターだけで動かないケースがありました。
その際に出ていたエラーがこちら。
Original error: Could not determine Xcode version: Could not get Xcode version. /Library/Developer/Info.plist does not exist on disk.
もちろん、Xcodeはインストールしているのですが……
ためしに、ちゃんとAppiumがiOSシミュレーターで動いているPCで以下のコマンドをたたき、Xcodeのパスを調べてみました。
$ xcode-select -print-path
/Applications/Xcode.app/Contents/Developer
一方、正しく動かないPCでは、全然異なるパスが表示されていました。
どうやら、Xcodeのディレクトリを変更する必要があるそうです。
##対処
以下のコマンドをたたくとディレクトリが変更されます。
$ sudo xcode-select -switch /Applications/Xcode.app
もしくは
$ sudo xcode-select -switch /Applications/Xcode.app/Contents/Developer
上記を実行後、改めてパスを調べると、正常に動作しているPCと同じパスが表示されました。
この状態でAppiumを実行するとiOSシミュレーターも自動で立ち上がりテストスクリプトが走りました。