令和3年度のネットワークスペシャリスト試験に合格しましたので、体験記です。
受験者のスペック
- モバイルアプリエンジニア
- 古の時代にマスタリング TCP/IP 入門編(第4版でした)を1周
- 応用情報技術者取得済み(午前I免除期限切れ)
受験まで
試験勉強については、ネットワークスペシャリスト試験の定石?通り、左門先生の本で回しました。
参考書として、
を利用。
試験時の筆記に備えて、手書きでノートを作る形で進めました。
過去問については、午後試験に限定して過去5年分を目安に、ネスペ本を購入できた年度を中心に実際の試験時間で解答/答え合わせ/復習といった流れで学習のほうを進めました。
時間の関係から過去問については1周しかできなかったのですが、最終的には60-75点くらいのレンジで、まあなんとかといったレベルまでは持ってこれました。
午前Iについては無勉でなんとかなる。午前IIについては午後勉強でカバーできるという見立てで、試験勉強
受験当日
コロナ禍における試験でしたが、常時マスク装備+席間隔が広めくらいで、会場で特に特別なことはありませんでした。
午前I・午前II
午前Iは無勉強で行ける。午前IIは午後勉強でカバーできるという見立てで特に対策せずに突入したのですが、結果を見ても特に問題なかったかと思います。
4択試験なので、明らかに怪しい選択肢を2つ消去するだけでも50%は取れるはずなので、60%という合格ラインを考えるとそれほど詰めなくてもいいのかなという認識です。
午後I
大失敗でした。
試験問題の相性が悪かったというのもあるのですが、1時間30分の試験時間を1時間だと誤認してしまい、50分ほど経過した時点で2問解答できていないことから焦ってしまいボロボロでした。。
試験時間の誤認には途中で気づいたのですが、それ以降は集中力も切れてしまっており、感触としては50-60点くらいでした。
午後II
午前Iの失敗で開き直れたのか、なぜか非常によくできました。
対過去問に対してもほぼベストに近い出来だったかと思います。
試験終了後には、「午後Iの失敗さえなければ。。」という思いでいっぱいでした。
感想
結果としては冒頭の通り合格でした。
午後Iが不安すぎたのですが、部分点で拾われたのかなと言う感想です。
反省点としては、事前に1日通しての過去問実施ができなかったというのがあります。
午前Iからスタートだったので、9:30〜16:30までの長丁場とはなるのですが、事前に丸1日確保して実際のタイムスケジュール通りに過去問でリハーサルしておけば、終了時間の誤認等もなかったと思います。
逆に、手書きでノートを作成しての学習はよかったです。
試験時における漢字での記述や文字数調整の不安を感じて、意図的に手書きで勉強するよう意識していたのですが、これはハマった感じはします。
何とか合格はできたのですが、試験勉強や本試験通じてやはり知識不足は否めなかったので、今後も継続的に学習しなければという意識は強まりました。