0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

プログラミングできない私が2025年に生成AI CLIを使い倒してみた話

0
Posted at

はじめに

「プログラミングはほとんどできないけど、話題のAIツールは試してみたい」

2025年の私はそんな感じでした。Amazon Q CLI、Gemini CLI、Claude Codeと、話題に上がるたびにとりあえず触ってみた1年だったので、正直なところを書いておこうと思います。


Amazon Q CLI でゲームを作ってみた(2025年6月)

最初に試したのはAmazon Q CLIでした。きっかけはAWSのキャンペーン「ゲームを作ろう」を見かけたこと。Tシャツが貰えると書いてあって、えいや!と参加しました(笑)

プロンプトで仕様を渡すだけでゲームが出来上がる、というのは頭では分かっていましたが、実際にやってみると衝撃がありました。

  • ゲームのコードを書いてくれる
  • 動かなかったら「足りないもの全部インストールしてくれ」と言うと自分でエラーを確認してインストールして修正してテストまでやる
  • 追加機能を「タイトル画面つけて、難易度選べるようにして」と雑に頼んだらUIごとガラッと変えてくれる

「雑な指示で動く」というのが思った以上に重要で、細かい仕様を決めなくても雰囲気を伝えるだけで形になっていくのが新鮮でした。

ただ、文字化けだけはどうしても直らなくて英語版で妥協しました。細かいところで詰め切れないことはあります。

完成したゲームはGitHubに公開しているのですが、READMEの作成・リポジトリの作成・ローカルからのプッシュも全部Amazon Qにやってもらいました。コードを1行も書かずにGitHubにゲームが公開されているのは、正直ちょっと笑えます。


Gemini CLI でコーディングの感覚が変わった(2025年7月)

次にGemini CLIを試しました。こちらはGoogleが出してきたAIコーディング向けのCLIで、「今いるディレクトリのファイルを読んで文脈に合った修正をしてくれる」という動きがAmazon Qとは少し違う印象でした。

特に印象的だったのは「ApiServiceを呼び出している箇所をすべてリストアップして」みたいな、IDEっぽい使い方ができること。GrepやFindコマンドを覚えていなくても、日本語で言えば勝手にやってくれます。

コーディングを「やりたいことを伝えると実現してくれる作業」として捉え直すきっかけになった感じです。コマンドを覚えることに時間を使うより、何を作りたいかを明確に言語化することの方が重要になってきたなと実感しました。


Claude Code + MCP で構成図自動生成(2025年末〜)

年末にかけてはClaude Codeを触るようになりました。中でも使えると思ったのがMCPとの組み合わせです。

CloudFormationテンプレートを渡して「draw.io MCPを使って構成図を作って、AWS公式アイコンを使うこと」と指示すると、AWS公式アイコン入りの構成図がブラウザで自動的に開きます。手作業で描くと30分以上かかる構成図が、プロンプト一発で下書きが出来上がる感覚はまだ慣れません。

ただし「完璧」ではないです。アイコンが微妙にずれていたり、接続線が意図と違ったりするので、手直しは必要です。あくまで「ベースを爆速で作ってくれるもの」と割り切って使うと非常に便利です。


正直なところ

2025年を振り返ると、「AIが全部やってくれる」というより「自分が判断・確認しながらAIに動かしてもらう」感覚に落ち着いた気がします。

良かったこととして感じているのは2点です。

①「できる・できない」のハードルが下がった
Amazon Q CLIでゲームを作ったときに一番感じたことですが、「プログラミングできないからやらない」という選択肢が減りました。細かい実装は分からなくても、何を作りたいか言えれば形になる。これはかなり大きい変化です。

②単純作業の時間が削れる
構成図の手書きとか、READMEの作成とか、「意味はあるけど楽しくない作業」の時間が露骨に減りました。その分を考えることに使えるので、体感の生産性はだいぶ変わりました。

一方で難しいと感じたことも正直あります。

曖昧な指示だと期待通りにならない場面がある
Amazon Q CLIの文字化けのような「最終的に諦めた修正」がいくつかありました。AIが解決できないわけではなく、自分が何を求めているのかを適切に伝えられていなかったケースも多かったと思います。「やりたいことを言語化する力」が想像以上に問われます。


2026年に向けて

MCPが本格的に普及してきて、ツール間の連携が広がっています。Claude Codeで構成図を作ったような「複数のツールを組み合わせた自動化」がもっと普通になってくるはずなので、そこをもう少し深掘りしていきたいと思っています。

あとは、「AIに任せる部分」と「自分で判断する部分」の境界線を意識的に引けるようになりたいというのが正直なところです。何でも任せればいいわけじゃないし、自分で手を動かした方が早い場面もある。そのバランス感覚を2026年は磨いていきたいです。


まとめ

時期 ツール 主な用途
2025年6月 Amazon Q CLI ゲームをゼロから作る
2025年7月 Gemini CLI 既存コードの修正・検索
2025年末〜 Claude Code + MCP AWS構成図の自動生成

コードが書けなくても、言語化さえできれば動くものが作れる時代になってきたなというのが2025年の実感です。逆に言うと、「何を作りたいか・何を解決したいか」を考える力がより重要になってきた気もします。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?