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社内で認知を得ることによる仕事への影響について

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この記事は SUPER STUDIO Advent Calendar 2024 の22日目の記事になります。

概要

社内で自分の名前が売れることの影響について、ある程度一般性のありそうなことについて、自分の考えをまとめたものです。

置かれた状況

私はおよそ2年前SUPER STUDIOにジョインしましたが、入社以来サービスのインフラ運用部門に所属しております。当時は職人的なポジションの部署で、運用部門自身やその活動が社内的に広く知られることがありませんでした。

自社のサービスインフラの運用や改善の状況を知ってもらうことは、それを取り扱っていただいている他の部門のメリットにもなるかと思い、関連の近い部門から普段どのようなことをしているか、抱えている問題や取り組んでいる課題などを共有出来るよう、私なりに出来ることをはじめました。

昨年、グループマネージャになったり社内表彰をいただいたりして、社内で自分の名前が知ってもらえるような状況になりました。それを受けて、今年はその認知をどう利用するか、というフェーズに入りました。

良かったこと

まず、役職が付いたということも影響してか、いい話も悪い話もひっくるめて何かと声がかかるようになりました。

ビジネスの大事な局面や面白い話というのは、最前線に集まるという傾向があるのはどこの世界も一緒かと思います。常に最前線に立っていることで、今までそれほどクリアに見えていなかった自分の仕事が、どう会社のビジネス戦略に関わってくるのかというあたりもつなげることが出来るようになりました。

まだ関わりのない部署と話すときに、相手が先に自分のことを知ってくれているのは、ある程度便利に働きました。普段関わりのない部門なのに名前を知っている人というのは、だいたいそれほど気をつけて見ていなくても目に止まるような露出をしている人が多く、それだけでもプラスの印象からスタートできるという側面があります。

役職が上がってくると、見る範囲が広くなるので、その中でどれに手を付けるかを自分で選べるようになります。今まで自分の仕事の範囲でなかった領域も、組織変更で自分の関連部署になれば、自分がキャッチアップして手を付けることも出来るようになります。

良くなかったこと

メリットの裏の話にはなりますが、わりと何でも自分に話が来るようになります。自分宛てに来た話が多くなってくると、自分だけが抱えてしまう範囲が広くなってくるので、結局自分の時間が制限されることにもなります。それにより、自分がやりたいことをする時間がなくなったりもします。
せっかく出来ることが増えたのに、それに当てる時間はどんどんなくなっていきます。自分がボトルネックになることも多く感じた一年でした。

役職が上がると、単純にやることが増えます。今までやる必要のなかった、同じ部署のメンバーの勤怠の管理や承認業務、他のメンバーの作業の調整などを行う必要が出てきます。
役職が上がるということは、細々とした面倒事をたくさん引き受ける代わりに、自分のできる範囲を広げるという行為だということを、この一年は実感する事になりました。

結論

自分の会社でやりたいことがある場合、それが他部署をまたがって成し遂げる必要があるような大きな話であれば、社内で認知されていることは優位に働くことは間違いないです。
逆に、エンジニアとしてサービス開発を長くやっていきたい、色々と面倒なことに巻き込まれず開発に集中したいというような人は、あまり目立たないほうがやりたいことに集中できそうです。

これから

社内ではある程度必要な人に自分を知っていただけている状況になり、自分が社内で話しに行きやすい状況になりました。

SUPER STUDIOはエンジニア領域では知名度があるとは言えない状況ですので、今後の採用などを見据えて社外向けに色々と情報を発信していければと思っています。

もちろん、日々の活動が社外に発信するに足るような充実した内容になっていることが前提です。

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