program HelloWorld;
プログラムの名前は HelloWorld なので、プロジェクトソースファイルは "HelloWorld.dpr" となります。
コンソールアプリケーションは [ファイル | 新規作成 | その他...] から コンソールアプリケーション を選ぶと作れます。
C で言う所の argc / *argv[] を program ヘッダのパラメータとして指定したりはできません。同等の機能を持つ関数はそれぞれ ParamCount() / ParamStr() となります。
{$APPTYPE CONSOLE}
プログラムの種類はコンソールアプリケーションです。$APPTYPE 指令が未指定だと {$APPTYPE GUI} を指定したのと同じになります。
{$R *.res}
$R 指令はプログラムにリソースを追加します。追加しておかないとウィルス対策ソフトに "ウィルスだ!" とレッテルを貼られる事があります。無能は嫌いなのです!
uses
uses 句です。ここに書かれたユニットが使用されます。C / C++ とかで言う所の #include に近いです。
System.SysUtils;
System.SysUtils を使います。
なくてもコンソールアプリケーションは作れますが、便利なルーチンが使えるようになります。
begin
これがないと始まりません。
Writeln('Hello,World.');
Writeln() 手続きで 'Hello,World.' を標準出力に出力します。
end.
これがないと終わりません。ユニットの最後は . (ピリオド) で終わります...終止符を打つわけですね。
なお、最小の Hello.world コンソールアプリケーションは以下のようになります。
program HelloWorld;
{$APPTYPE CONSOLE}
begin
Writeln('Hello,World.');
end.
なお、最小でないソースコードは右上にあります (w