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【MSX0】ACCEL.PAS【Turbo Pascal】

Last updated at Posted at 2023-12-16

はじめに

『MSX0 Stack』付属の IoT BASIC サンプルを『Turbo Pascal』へ移植してみます。

ACCEL.BAS

◆加速度センサ

項目 説明
概要 Battery Bottom2 の加速度センサの値を取得して表示します
ファイル名 ACCEL.BAS
対応デバイス M5GO Battery Bottom2
コメント 加速度センサを搭載した M5GO Battery Bottom2 を装着した状態で本体を起動し、プログラムを実行してください。

Battery Bottom 2 の加速度センサの値を取得して表示します

製品名が少し正確ではない記述となっています。

Plan B 以外の『MSX0 Stack』には『M5GO Bottom2』が付属し、Plan B には加えて『Core2 Battery Bottom』が付属します。

『Faces II Bottom』を装着している場合にはセンサーが搭載されている『M5GO Bottom2』または『Core2 Battery Bottom』に換装する必要があります。

『Core2 Battery Bottom』を使う場合、小さなフタのようなものにセンサーが付いていますので、これを必ず取り付けてください。

See also:

MSX0 Stack での挙動

ACCEL.BAS をロードして、

image.png

実行してみました。

image.png

『MSX0 Stack』を傾けると値が変動します。

プログラムは〔Ctrl〕+〔Stop〕(リモートコントロールパネルからは〔Ctrl〕+〔F12〕)で中断できます。

Turbo Pascal へ移植

別途、SYSUTILS.LIBIOT.LIB が必要です。

ACCEL.PAS
program ACCEL;
type
  LibStr = string[80];
{$I SYSUTILS.LIB}
{$I IOT.LIB}
var
  X, Y, Z: Integer;
begin
  ClrScr;
  while not KeyPressed do
  begin
    X := IoTGetInt('device/accel/x');
    Y := IoTGetInt('device/accel/y');
    Z := IoTGetInt('device/accel/z');
    Writeln(X:6, Y:6, Z:6);
  end;
end.

実行してみました。

image.png

『MSX0 Stack』を傾けると値が変動します。

任意のキーで中断できます。

解説

ループ

GOTO ループを while での無限ループに替え、KeyPressed() でキー押下を検出して抜けるようにしました。

書き出しパラメータ

Writeln()X:6 というのは、書き出しパラメータ というもので、少し特殊な書式設定です。整数型変数 X の表示最小幅を 6 に設定しています (Y と Z も同様)。

See also:

おわりに

今回の移植に関して難しい所は特にありませんでした。

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