はじめに
基本情報技術者試験の過去問で、生成AIサービスを利用する際の オプトアウト に関する問題がありました。
問題では、
インターネット上の生成AIサービスを利用する際に、オプトアウトを設定することはどのような場合に有効か。
と問われていました。
正解は、
個々の利用者が入力した情報を、生成AIの学習に利用させたくない場合
です。
オプトアウトとは
オプトアウトとは、簡単に言うと、
基本的には含まれているが、利用者が「自分は除外してください」と意思表示すること
です。
生成AIサービスの場合で考えると、利用者が入力した情報がサービス改善や学習に使われる可能性があります。
しかし、利用者によっては、次のような情報を学習に使われたくない場合があります。
- 個人情報
- 会社の内部情報
- 未公開のアイデア
- ソースコード
- 契約書や資料の内容
このような場合に、
自分が入力した情報を学習に使わないでください
と設定することが、オプトアウトです。
オプトインとの違い
似た言葉に オプトイン があります。
両者の違いは次のように考えると分かりやすいです。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| オプトイン | 利用者が明示的に同意して参加する |
| オプトアウト | 基本的には含まれるが、利用者が拒否して除外される |
つまり、
オプトイン = 入れてください
オプトアウト = 外してください
というイメージです。
間違えやすい選択肢
問題の選択肢には、
利用者が入力した情報を、生成AIを通じて他の利用者にも知ってほしい場合
というものもありました。
これは一見すると、オプトアウトの反対なのでオプトインのようにも見えます。
しかし、この選択肢は単に「学習に使ってよい」という話ではなく、
他の利用者にも知ってほしい
という内容です。
これは学習利用の同意というより、情報の公開や共有に近い話です。
そのため、この問題では「オプトインかどうか」まで深く考えるよりも、
オプトアウトは、入力情報を学習に利用されたくないときの設定
と押さえるのがよいと思いました。
まとめ
オプトアウトは、
自分の情報を利用対象から外してもらうための設定
です。
生成AIサービスにおいては、
自分が入力した情報を、生成AIの学習に利用させたくない場合
に有効です。
今回の問題では、オプトアウトを単なる「拒否」ではなく、
学習利用からの除外
として理解することが大切だと分かりました。