3
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

ドメインコントローラにおけるDNSの動的更新

Last updated at Posted at 2017-05-08

Active Directory(以下、ADと省略)設定時に発生したトラブルについて共有します。

#トラブル内容

AD/DNSサーバをインストールし、別のホストをドメイン参加させようとしたところ、以下のエラーが出ました。エラー画面.jpeg

このエラーの原因として、
SRVレコードが正しく作成されていない
可能性があります。

そこで、
DNSサーバの動的更新を行うことで、AD構築時に必要なSRVレコードの登録をします。

#DNSサーバの動的更新
OSはWindows Server 2012 R2を使用しています。

方法は簡単です。DNSサーバのインストール前に、1つのチェックボックスを選択するだけでOKです。

  1. [コントロールパネル]>[ネットワークとインターネット]>[ネットワークと共有センター]で接続しているネットワークを選択する
  2. [プロパティ]>[インターネット プロトコル バージョン4(TCP/IPv4)]を選択し、[プロパティ]>[詳細設定]>[DNS]タブを表示
  3. 「この接続のアドレスをDNSに登録する」のチェックボックスを選択
    DNS設定画面_編集.jpeg

その後、[サーバー マネージャー]にてADサーバのインストールとドメインコントローラへの昇格を行います。

以上で、ドメインコントローラにおけるDNSの動的更新が可能になります!

#まとめ
ドメインコントローラーは、ADに必要なSRVレコードを登録するという理由でDNSの動的更新が望ましいです(必須ではありません)。
そのためにも、ADサーバのインストール前に、動的更新の設定ができているかどうか確認しましょう!

3
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?