GAS に Dashboard 機能が追加されました。
G Suite Developers Blog: 3 new tools to help improve your Apps Script development and management experience
Google Apps Scriptの新しい3つの機能 その① Dashboard - Qiita
App Maker にはほとんど関係なかったのですが、ちょっとだけ関係あったのでメモしておきます。
App Maker はプロジェクトとして認識されない
プロジェクトが出てくる画面は次の5つありますが、ここには App Maker は入ってきません。
- 監視対象プロジェクト
- 自分のプロジェクト
- すべてのプロジェクト
- 共有済み
- ゴミ箱
出てくるのは GAS の Standalone Scripts や スプレッドシートなどにくっついた Container-bound Scripts になります。
実行数では App Maker が認識されている
メニューの 実行数 を表示すると App Maker の サーバーサイドスクリプト が認識されています。
関数名に注目
関数名が doGet
になっているのがポイントです。
これはまさしく GAS を ウェブアプリケーション公開するときに使う HTML Service の doGet
ですね。
つまり App Maker は GAS のウェブアプリケーション公開を流用していることがわかります。
プロジェクト画面では App Maker も対応している?
先程の実行数の画面からプロジェクト名をクリックするとプロジェクト画面が表示できます。
PUBLISH した環境が認識されていますし、App Maker のアイコンが表示されています。
※ PREVIEW が複数あるのは、複数人で PREVIEW を行っているため人数単位で環境が存在する形。
まとめ
- 現時点(2018/1/12)では、App Maker は、GASのダッシュボードとはほとんど無縁
- プロジェクト画面では、App Maker にも対応しているように見える
- App Maker が GAS ダッシュボードに載ってくる可能性はゼロではなさそう
GAS 同様 App Maker も検証用のアプリとかつくってるとすごい数になり、管理がしきれないのが現状なので、ダッシュボードに載ってほしいですね。