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Gitこわい①~Git利用の基本的な流れ~

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はじめに

Gitって初めて使うときすごく怖くないですか?
僕は怖かったです。
全ての操作がよく分からないし、他の人の作業の邪魔になるようなことをしてしまったらどうしよう・・・と毎日怯えていました。

そんな人のために、
この記事では、Gitを利用して作業をする上での、大まかな流れをまとめてみました。
Gitを使っているけど正直何をしているのかよく分からない初心者の方や、
研修で一通り学んだけど知識の整理がついていない方など、
この記事が誰かの役に立てば幸いです。

Git利用の流れ

Gitを利用して作業を行う際の、大まかな流れは以下の3ステップです。

①リモート(みんなで共有している)の内容をローカル(自分のPC)にコピー

②ローカルで作業

③リモートにローカルの作業内容を反映

それぞれのステップの具体的な内容は以下です。

①リモートの内容をローカルにコピー

リモート、つまりみんなで共有しているリポジトリと同じ環境を、ローカル環境(あなたのPC)に作ります。

ローカルリポジトリの作成:リモートリポジトリをローカル環境にクローンする

ローカルブランチの作成:リモートリポジトリのブランチと同じブランチをローカルに作成する

リモートリポジトリのブランチと同じブランチをローカルに作成し、まずはそのブランチに変更をコミットしていくことで、安全に作業を進めることができます。

②ローカル環境で作業を行い、ローカルブランチにコミットする

リモートと同じ環境ができたので、ローカルで作業をしていきます。

作成したローカルブランチにチェックアウトした状態で、作業を行う

変更したファイルをステージング(インデックス)に上げる

コミット:ステージング(インデックス)に上がっているファイルをコミットする。コミットすると、ローカルブランチに変更が反映される。

もし仮に作業中ミスをしてしまったとしても、この時点ではリモートリポジトリに影響はありません。
(例)
ブランチA(リモート)

ブランチA(ローカル)を作成

ブランチA(ローカル)に変更内容をコミット
・・・この時点で、ブランチA(リモート)は何も変更されてない。

分からないことがあれば自分で調べたり、先輩に確認したりして解決しましょう。
とにかく、
よく分からないままプッシュ
だけはしないようにすれば、ひとまず安心です。

③リモートにローカルの作業内容を反映

作業が完了したら、リモートに作業内容を反映させましょう。
このとき、作業中に他の人がリモートブランチに変更を加えている可能性があります。
必ずプルを行い、リモートブランチの最新の状態をローカルブランチに取り込んでおきましょう。

プッシュ:ローカルブランチをリモートにプッシュする。そうすると、ローカルブランチの変更がリモートブランチに反映される。

可能であればプッシュを行う前後に、同じブランチで作業をしている人に報告を行うとより安心です。
これが一連の流れです。

おわりに

始めてGitを使うときは、
「なんか分からないことだらけだ!」
「なんかブランチがおかしくなった!」
ということが多々あると思います。
そんなときは慌てず、
自分が一連の流れの中の、どの段階の作業をしているのかを意識してみてください。

実務経験1年の自分が、実際に遭遇して困ったトラブルとその対策については、
Gitこわい②に記載しています。
よろしければ併せてご覧ください。

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