技術書は手を出しづらい?
自分は現在、実務経験1年半弱の開発エンジニアです。
最近ようやく技術書(入門レベルのあまり難しくないもの)を読み始めました。
というのも、これまで自分は技術書に対して、
「なんか難しそうで、読んでも理解できるか分からない」
「もう少し年次が上がってから読むもの」
というイメージを持っていたため、中々読み始めるのが億劫だったのです。
本記事は、自分と同じように
「技術書って、読んだ方がいいのは分かるんだけど、ちょっと億劫だなぁ」
と感じている方のための記事です。
図書館が悩みを解決
自分がなぜ技術書を買ってこなかったのか分析してみると、
「難しそう」という技術書へのイメージに加えて、
以下の理由が挙げられました。
・新書と比べてやや高価である(2000-4000円のものが多い)
・単行本サイズのものが多く、場所をとる
→実際に買ってみて内容が微妙だと、お金も勿体ないし場所も取る。
これらの悩みを解決してくれたのが図書館でした。
図書館は技術書の穴場?
多くの図書館はWebで簡単に蔵書を検索できます。
自分の住んでいる市の図書館Webシステムでは、貸し出しの予約や現在の予約数の確認までできました。
話題のビジネス書などの人気な本は予約数が30件以上、多いものでは100件を超えるものもあり、体感だと半年~1年以上待ってようやく借りることができます。
ところが技術書の場合、意外と予約なしで借りられることが多いです。
もちろん住んでいる地域によって蔵書の多寡はまちまちなので一概には言えないですが、他ジャンルの本よりも借りやすいケースが多いのではないかと思います(読者層がニッチなので、あまり競争率が高くないのかもしれない)。
とりあえず借りて読んでみて、気に入ればAmazonや書店で購入すれば良いので、
技術書を読み始めるハードルがグッと下がります。
※もし予約が多い場合はそれだけ良い本だと思うので、待ちきれなければ購入を検討してもよいかもしれません。
また、購入後数年経って、「もうこの本読まないかもな」と思ったら、そのまま図書館に寄付することもできます。
状態が悪いと古紙回収に回されることもありますが、寄付した図書館にそのまま置かれることもあります。
もしまた読みたくなったら借りることもできますし、自分が読まない間は誰かの役に立つのでWin-Winです。
おまけ:どんな技術書から読み始めよう?
普段あまり技術書を読まない人は、元々パソコンいじりが趣味になるほど技術に関心があるタイプではないのではないかと思います。
自分自身、もちろん関心がないわけではないですが、休日にいつもコーディングをしたり最新技術をチェックしたりしているわけではないです(コーディングするときもありますが、大抵は出かけたりジムに行ったりしてしまう)。
そんな方にお勧めなのが、以下の2種類の本です。
1.入門編の技術書(『○○入門』と命名されているもの)
驚くほど丁寧に、基礎の基礎から分かりやすく書いてある本が多いです。
自分は技術書に対して「なんとなく難しそう」というイメージを抱いていたので、
「こんなにスイスイ読めて面白いと思わなかった」と驚きました。
ただ、稀に入門といいつつ割と難しいものもあるので、そのあたりはレビューや口コミを見て判断すると良いです。
2.テック寄りではない技術書
技術にそこまで強い関心がなくても、組織論やマネジメント論、リーダー論などのソフトスキル関連の本は、意外と興味深く読める可能性があります。
ソフトスキルは伸ばしておくと会社やチームが変わっても持ち出せるポータルブルスキルなので、学んでおいて損はないです。