CentOS-7.2 用の Vagrant Box がなかなか見つからなかったので、練習がてら作ってみました。とりあえず手元では動いているようです。bento/centos-7.1 から起こした VM で yum update して、VirtualBoxGuestAddition を最新にして、あとは git を入れた程度です。

使い方

$ git clone https://github.com/hotta/vagrant-cent72-box
$ cd vagrant-cent72-box
$ vagrant up

もしくは

$ mkdir XXX
$ cd XXX
$ vagrant init vagrant-cent72-box https://dl.dropboxusercontent.com/s/eb370ttc2v26lzb/CentOS-7.2-x86_64.box 
（2016/08/29 以下に変更）
$ vagrant init vagrant-cent72-box https://github.com/hotta/vagrant-cent72-box/releases/download/v1.0.1/CentOS-7.2-x86_64.box
$ vagrant up

Box 作成時に参考にしたサイト：

Vagrant box 作成手順(CentOS 6.7)

めちゃくちゃ親切に解説してくださっています。
Vagrant の配布元から ssh の公開鍵をダウンロードして設置するのがキモでした。

Box イメージを公開するために検討した方法

http://www.vagrantbox.es/ を見ると、皆さん実にいろんな方法で公開されています。

Github

ここで公開している方が一番多そうですが、Github に精通していないこともあり、正直やり方がよくわかりませんでした（汗。

AWS上のLinuxインスタンス（自己所有）

ここに置くのが一番簡単でメンテナンスもやりやすそうなのですが、万が一のパケ死（？）が怖かったので思い留まりました。
参考までに、インスタンスからインターネット側への転送料（アウト）は10TBまで $0.140 /GB/月です。Boxファイルは600MBほどありますので、仮にひと月で100回（60GB）ダウンロードされたら 1,400円／月ほどになります。S3 も同じ値段です。
（さくらの VPS だと転送量課金がないので、引っ越したのはやっぱり失敗だったかな？）

Google Drive

普段から使い慣れているのでとりあえずアップロードしたんですが、わかりやすい URL を取得しようとしてやり方を探していたら、こういうのを見つけました。
Google ドライブにおけるウェブホスティング機能の廃止について
ファイル名を含む URL は今月いっぱいまでで使えなくなりそうなので、あきらめました。

Dropbox

ずっと前にアカウントを取ったまま放置していたんですが、結局これに落ち着きました。
Google Drive よりは転送が遅い気がしますが、初回ダウンロードの時だけなので、あまり問題なさそうです。
無料プランにつき、帯域制限は 20GB/日のようです。まぁ大丈夫かな…。