最近公開されたTypeSafeの Jev。
気になってウェイトリストに登録してみたところ、思ったよりもあっさり承認されました。
そして、ありがたいことに最初から5ドル分のお試しクォータも付いてきました。
さて。
せっかくなので何か作ってみたい。
ただ、いきなり真面目なアプリを作るのも面白くないので、
「とりあえずJevで遊んでみる」
ことにしました。
そして約30分後。
なぜかWebアプリが公開されていました。
最初に考えたのは「AI文章判定機」
最初のアイデアはものすごく単純です。
文章をJevに入れて、
これはAIが書いた文章っぽい?
それとも人間っぽい?
と判定する。
さらに、その判定結果をGeminiのような安いLLMへ戻して、
まだAIっぽい
↓
もう少し人間らしく書き直す
↓
Jevで再判定
↓
まだAIっぽい
↓
もう一回
……というループを回せば、
「Jevが人間っぽいと判断するまで文章を自動修正する装置」
が作れるのではないか。
実際、最初はこの方向でGoogle AI Studioに作らせました。
そして普通に出来ました。
でも、作ってから気づきました。
これ、主役はGeminiでは?
Jevはずっと採点係です。
それはそれで使い道はありそうなのですが、せっかくJevを触るなら、
Jevだけで完結するものを作った方が面白い。
そこでGPTと話していて出てきたのが、
「文章の意味のオシロスコープみたいにしたら?」
というアイデアでした。
「文章の計測器」を作ってみる
つまり、文章を入力すると、
- ポジティブ ↔ ネガティブ
- 冷静 ↔ 感情的
- 曖昧 ↔ 断定的
- カジュアル ↔ フォーマル
- 友好的 ↔ 攻撃的
みたいな軸を、全部メーターとして表示する。
さらに調子に乗って、
AIっぽさ、説得しようとしている度、広告っぽさ、皮肉度、自己中心性、知的に見せようとしている度
などという、だんだん怪しいメーターも追加しました。
ここで重要なのは、これは心理診断ではありません。
「この文章からどういう印象を受けるか」をJevに数値化させる遊びです。
実際、Geminiには「文章の計測器にしたい」と方向転換を指示し、5本の基本メーターと、AIっぽさや皮肉などの“ウラ印象メーター”を持つUIへかなり一気に作り直してもらいました。
そして出来たのがこれです。
ちょっと文章を変えるだけでメーターが動く
例えば、
これは正しいと思います。
を、
これは間違いなく正しい。絶対です。
に変える。
すると「確信度」が上がる。
逆に、
たぶん正しいような気もしますが、よく分かりません。
とすると下がる。
「!!!!」を付ければ感情強度が動く。
妙に丁寧な嫌味を書けば皮肉度が上がる。
こうなると、文章解析というより完全に
文章で遊ぶ測定器
です。
Jevだけを呼び出す構成にして、ボタンを押したときだけ計測するようにしました。同じ文章の再送をキャッシュしたり、一般公開用に試行回数の制限なども付けています。
で、一番びっくりしたのはGoogle AI Studioだった
今回、実はJevの公式ドキュメントをほとんど読んでいません。
Google AI Studioに、
TypeSafeのJevを使いたい。
APIキーは持っている。
こういうアプリを作って。
だいたいこれだけ伝えました。
あとは、
やっぱりGeminiによる校正はいらない
Jevだけにして
メーターを追加して
一般公開できるようにして
10回くらい試したら丁寧に止めて
などと会話していただけです。
するとGeminiがSDKの使い方を調べ、バックエンドを書き、UIを作り、メーターを作り、公開用のガードまで追加していきました。
途中では18ファイルをまとめて編集して、文章印象メーターへ全面改造しています。
私はほぼ、
「あ、それ面白い。じゃあそれも付けて」
と言っていただけです。
恐ろしい時代になりました。
実際に触れます
今回作ったデモはこちらです。
※速報的に公開しているものなので、後ほど公開を取り消す可能性があります。
Jev、こういう使い方がかなり面白いかもしれない
今回やってみて感じたのは、Jevは単に
「文章を分類するAPI」
として見るより、
高速で安価な“意味のセンサー”
として考えた方が面白いのではないか、ということでした。
普通のLLMなら、
文章を送る
→ 長い返答が返ってくる
→ それをまた解釈する
という使い方になりがちです。
一方で、Jevの判定結果をそのままUIのメーターやスイッチや分岐へ接続すると、
「言葉を入力すると機械の状態が変わる」
という、ちょっと違ったアプリが作れます。
今回は文章でしたが、発想としてはまだいくらでも広げられそうです。
そして何より。
最初に、
「Jevで何か遊べないかな?」
と思ってから、
約30分。
そこからGPTと少し話して、Google AI Studioに指示していたら、公開できるWebアプリが一つ生えてきました。
Jevも面白い。
でも今回、
Google AI Studioも相当おかしい。
ということが分かりました。
また何か思いついたら遊んでみます。
jev自体がとてもシンプルなので、発想次第で何でも作れる気がしています。
jevはAIバイブコーディングで開発すればあっという間に何か作れるようです。
これはかなりショートカットできます。





