Docker コンテナが利用できるリソースを制限する方法はいくつかあるが、その中のひとつに --cpus=N
というオプションがある。1
これは、例えば CPU コア数が 4 個だった場合に、docker run
コマンドに --cpus=3.2
というオプションを指定することで CPU 使用率を最大 80% 制限できる。
マシンごとに CPU コア数を調べてオプションをベタ書きで指定してもいいが、以下のように --cpus
オプションを指定すればどの環境でも CPU 使用率を最大 80% に制限できる。
$ docker run -it \
--cpus=$(cat /proc/cpuinfo | grep processor | wc -l | perl -ne 'print $_ * 0.8') \
alpine