ProgresTouch RETRO TINY はカーソルキーがある、Cherry MX 各種軸を使った小型メカニカルキーボードで、気に入って使っている。
しかしながら MacOS Sierra 以降で利用すると、スリープ復帰時に左AltやFnといった一部キーがうまく使えない不具合が〜2019年1月までの製造モデルではある(最新のファームウェアでは直っている。また英語配列のみで、日本語配列では問題がない)。なお、RETRO TINY は MacOS 対応は謳っていないため、メーカ側のサポート範囲外である。
とりあえずの直し方
USBを抜き差しすると直る。が、MiniB なこともありコネクタが固く、気軽には抜き差しできない。そこで
- スペースキー左のキー(通常はAlt?) + q でキーボード右上の緑LED点灯
- スペースキー左のキー(通常はAlt?) + q でキーボード右上の緑LED消灯
- Fnキー + q でキーボード右上の緑LED点灯
- Fnキー + q でキーボード右上の緑LED消灯
を押すと直るというバットノウハウを発見した。こちらのほうがUSB抜き差しが発生せず楽である。
根本的な直し方
ユーザサポートに連絡したところ、キーボードを物理的に送ることで、物理的に最新のファームウェアへのICのリワークを行ってくれる(MacOSはサポート範囲外なのにありがたい対応…)とのこと。ただその期間、もちろんキーボードは使えないため、別途キーボードが用意できる人は送って直してもらうのがよい。