PowerBI細かい話:ビジュアル上での表示単位の変更
PowerBIの細かいtipsです。
今回は、ビジュアル上での表示単位の変更についてです。
記事3行概要
- PowerBIでは表示方法について単位とかを調整できるよ!
- ビジュアル上の表示形式は、ビジュアルの書式設定から設定できるよ!
- 上記の書式設定は、pbipファイルではvisual.jsonに反映されるよ!
ビジュアルにおける表示形式を調整したい
PowerBIにおけるビジュアルについて、表示単位を変更したい場合があります。
例えば、以下の記事のように百万円単位にしたい、などが挙げられます。
実際に調整すると以下の通りです。
データ出典:powerbi financial sample
このように、1通貨単位で持っているデータを、100万通貨単位で表示させることが出来るようになります。
GUIでの表示単位の調整
表示単位を変更したいビジュアルを選択し、特定の列から表示単位を変更したい列を選択して、表示単位を"百万"にすれば完了です。
上記表示単位の変更が反映される箇所について
上記の通りビジュアル設定を変更すると、pbipファイル上ではどのように反映されるのでしょうか?
pbipファイルとは、プレビュー機能で提供されている、PowerBIレポートをコードで管理するためのファイル形式です。
詳しくは、公式ドキュメントをご覧ください。
調べたところ、以下のファイルに反映されていました。
レポート名.Report/definition/pages/id/visual-id/visual.json
このファイルについて、上記レポート中の、100万単位と1円単位のビジュアルファイルを比較したところ、id以外で以下の比較がありました。
"objects": {
"columnFormatting": [
{
"properties": {
"labelDisplayUnits": {
"expr": {
"Literal": {
"Value": "1000000D, // 100万単位の場合
"Value": "1D" //1円単位の場合
}
}
}
},
"selector": {
"metadata": "Sum(financials. Sales)"
}
}
]
},
つまり、属性値でいうところの、objects.columnFormatting.properties.labelDisplayUnits.expr.Literal.valueに表示単位の方法が入っているようです。
pbipファイル上での表示形式の調整
1000通貨単位に調整するため、"Value": "1000D"としてみます。すると以下のように、表示形式が千通貨単位に調整されました。
なので、上記の値を編集することで、表示単位の調整が可能なようです。
pbipファイル上での表示形式の調整(追加実験)
試しに、"Value": "100F"と設定してみます。これによって、浮動小数かつ100通貨単位の値が表示されることを見込んでいます。
その結果、レポート自体は問題なく表示されたものの、表示形式がまったく変わらないという結果になりました。
なので、事前に設定されている表示形式以外の設定は自動ではじくようになっていると考えられます。
全体まとめ
今回は、PowerBIにおけるビジュアル上表示単位調整方法を共有しました。
細かい話シリーズとして、また今後とも更新していきたいと思います。
記事3行概要(再掲)
- PowerBIでは表示方法について単位とかを調整できるよ!
- ビジュアル上の表示形式は、ビジュアルの書式設定から設定できるよ!
- 上記の書式設定は、pbipファイルではvisual.jsonに反映されるよ!
参考資料


