応用情報をとりたくて
きたる10月、応用情報技術者試験があります。ので、それまでの二か月間でひたすらに勉強し、その内容をまとめていきたいと思います。
応用情報の試験範囲について 午前科目
まず、公式のシラバスを読んで、その範囲一覧を把握します。
科目Aについては、以下の通りで、80問多肢選択式(四肢択一)で60/100点をとる必要があります。
- 基礎理論
- 基礎理論
- アルゴリズムとプログラミング
- コンピュータシステム
- コンピュータ構成要素
- システム構成要素
- ソフトウェア
- ハードウェア
- 技術要素
- ユーザーインタフェース
- 情報メディア
- データベース
- ネットワーク
- セキュリティ
- 開発技術
- システム開発技術
- ソフトウェア開発管理技術
- プロジェクトマネジメント
- プロジェクトマネジメント
- サービスマネジメント
- サービスマネジメント
- システム監査
- システム戦略
- システム戦略
- システム企画
- 経営戦略
- 経営戦略マネジメント
- 技術戦略マネジメント
- ビジネスインダストリ
- 企業と法務
- 企業活動
- 法務
となっています。全てレベルとしては3までとなっており、基本情報がレベル2なことを比較すると、内容が高度化しています。また、セキュリティのみ重点出題分野という扱いになっていました。
試験範囲-基礎理論
基礎理論には、基礎理論と、アルゴリズムとプログラミングを含み、内容は以下の通りです。
- 基礎理論
- 離散数学
- 応用数学
- 情報に関する理論
- 通信に関する理論
- 計測・制御に関する理論
- アルゴリズムとプログラミング
- データ構造
- アルゴリズム
- プログラミング
- プログラム言語
- その他の言語
試験範囲-コンピュータシステム
コンピュータシステムには、以下の内容が含まれます。
- コンピュータ構成要素
- プロセッサ
- メモリ
- パス
- 入出力デバイス
- 入出力装置
- システム構成要素
- システムの構成
- システムの評価指標
- ソフトウェア
- オペレーティングシステム
- ミドルウェア
- ファイルシステム
- 開発ツール
- オープンソースソフトウェア
- ハードウェア
- ハードウェア
試験範囲-技術要素
技術要素には、以下の内容が含まれます。
- ユーザーインタフェース
- ユーザーインタフェース技術
- UX/UIデザイン
- 情報メディア
- マルチメディア技術
- マルチメディア応用
- データベース
- データベース方式
- データベース設計
- データ操作
- トランザクション処理
- データベース応用
- ネットワーク
- ネットワーク方式
- データ通信と制御
- 通信プロトコル
- ネットワーク管理
- ネットワーク応用
- セキュリティ
- 情報セキュリティ
- 情報セキュリティ管理
- セキュリティ技術評価
- 情報セキュリティ対策
- セキュリティ実装技術
試験範囲-開発技術
開発技術には、以下の内容が含まれます。
- システム開発技術
- システム要件定義・ソフトウェア要件定義
- 設計
- 実装・構築
- 統合・テスト
- 導入・受け入れ支援
- 保守・廃棄
- ソフトウェア開発管理技術
- 開発プロセス・手法
- 知的財産適用管理
- 開発環境管理
- 構成管理・変更管理
試験範囲-プロジェクトマネジメント
プロジェクトマネジメントには、以下の内容が含まれます。
- プロジェクトマネジメント
- プロジェクトマネジメント
- プロジェクトの統合
- プロジェクトのステークホルダ
- プロジェクトのスコープ
- プロジェクトの資源
- プロジェクトの時間
- プロジェクトのコスト
- プロジェクトのリスク
- プロジェクトの品質
- プロジェクトの調達
- プロジェクトのコミュニケーション
試験範囲-サービスマネジメント
サービスマネジメントには、以下の内容が含まれます。
- サービスマネジメント
- サービスマネジメント
- サービスマネジメントシステムの計画及び運用
- パフォーマンス評価及び改善
- サービスの運用
- ファシリティマネジメント
- システム監査
- システム監査
- 内部統制
試験範囲-システム戦略
システム戦略には、以下の内容が含まれます。
- システム戦略
- 情報システム戦略
- 業務プロセス
- ソリューションビジネス
- システム活用促進・評価
- システム企画
- システム化計画
- 要件定義
- 調達計画・実施
試験範囲-経営戦略
経営戦略には、以下の内容が含まれます。
- 経営戦略マネジメント
- 経営戦略手法
- マーケティング
- ビジネス戦略と目標・評価
- 経営管理システム
- 技術戦略マネジメント
- 技術開発戦略の立案
- 技術開発計画
- ビジネスインダストリ
- ビジネスシステム
- エンジニアリングシステム
- e-ビジネス
- 民生機器
- 産業機器
試験範囲-企業と法務
企業と法務には、以下の内容が含まれます。
- 企業活動
- 経営・組織論
- 業務分析・データ利活用
- 会計・財務
- 法務
- 知的財産権
- セキュリティ関連法規
- 労働関連・取引関連法規
- その他の法律・ガイドライン・技術者倫理
- 標準化関連
応用情報の試験範囲について 午後科目
午後科目についても試験内容を確認します。
問題としては11問出題され、情報セキュリティは必須で、他10問中4問を選択して回答する必要があります。経営戦略と情報戦略、戦略立案・コンサルティング技法がセットで一問であり、他は1分野1問です。
記述式です。(150分)
分野一覧は以下の通りです。
- 経営戦略に関すること
- マーケティング
- 経営分析
- 事業戦略・企業戦略
- コーポレートファイナンス・事業価値評価
- 事業継続計画(BCP)
- 会計・財務
- リーダーシップ論 など
- 情報戦略に関すること
- ビジネスモデル
- 製品戦略
- 組織運営
- アウトソーシング戦略
- 情報業界の動向
- 情報技術の動向
- 国際標準化の動向 など
- 戦略立案・コンサルティングの技法に関すること
- ロジカルシンキング
- プレゼンテーション技法
- バランススコアカード・SWOT 分析 など
- システムアーキテクチャに関すること
- 方式設計・機能分割
- 提案依頼書(RFP)
- 要求分析
- 信頼性・性能
- Web 技術(Web サービス・SOA を含む)
- 仮想化技術
- 主要業種における業務知識
- ソフトウェアパッケージ・オープンソースソフトウェアの適用
- その他の新技術動向 など
- サービスマネジメントに関すること
- サービスマネジメントシステム
- 構成管理
- 事業関係管理
- サービスレベル管理
- 供給者管理
- サービスの予算業務及び会計業務
- 容量・能力管理,変更管理
- サービスの設計及び移行
- リリース及び展開管理
- インシデント管理
- サービス要求管理
- 問題管理
- サービス可用性管理
- サービス継続管理
- サービスの報告
- 継続的改善
- ほか
- サービスの運用
- システム運用管理
- 仮想環境の運用管理
- 運用オペレーション
- サービスデスク
- ほか
- ほか
- サービスマネジメントシステム
- プロジェクトマネジメントに関すること
- プロジェクト全体計画(プロジェクト計画及びプロジェクトマネジメント計画)
- スコープの管理
- 資源の管理
- プロジェクトチームのマネジメント
- スケジュールの管理
- コストの管理
- リスクへの対応
- リスクの管理
- 品質管理の遂行
- 調達の運営管理
- コミュニケーションのマネジメント
- 見積手法 など
- ネットワークに関すること
- ネットワークアーキテクチャ
- プロトコル,インターネット
- イントラネット
- VPN
- 通信トラフィック
- 有線・無線通信 など
- データベースに関すること
- データモデル
- 正規化
- DBMS
- データベース言語(SQL)
- データベースシステムの運用・保守など
- 組込みシステム開発に関すること
- リアルタイム OS・MPU アーキテクチャ
- 省電力・高信頼設計・メモリ管理
- センサー・アクチュエーター
- 組込みシステムの設計
- 個別アプリケーション(携帯電話,自動車,家電ほか) など
- 情報システム開発に関すること
- 外部設計
- 内部設計
- テスト計画・テスト
- 標準化・部品化
- 開発環境
- オブジェクト指向分析(UML)
- ソフトウェアライフサイクルプロセス(SLCP)
- 個別アプリケーションシステム(ERP,SCM,CRM ほか) など
- プログラミングに関すること
- アルゴリズム
- データ構造
- プログラム作成技術(プログラム言語,マークアップ言語)
- Web プログラミング など
- 情報セキュリティに関すること
- 情報セキュリティポリシー
- 情報セキュリティマネジメント
- リスク分析
- データベースセキュリティ
- ネットワークセキュリティ
- アプリケーションセキュリティ
- 物理的セキュリティ
- アクセス管理
- 暗号・認証
- PKI
- ファイアウォール
- マルウェア対策(コンピュータウイルス,ボット,スパイウェアほか)
- 不正アクセス対策
- 個人情報保護 など
- システム監査に関すること
- IT ガバナンス及び IT 統制と監査
- 情報システムや組込みシステムの企画・開発・運用・保守・廃棄プロセスの監査
- プロジェクト管理の監査
- アジャイル開発の監査
- 外部サービス管理の監査
- 情報セキュリティ監査
- 個人情報保護監査
- 他の監査(会計監査,業務監査,内部統制監査ほか)との連携・調整
- システム監査の計画・実施・報告・フォローアップ
- システム監査関連法規
- システム監査人の倫理 など
勉強プラン
ここからは、現状考えている勉強プランについてです。
主に、以下の二つの教材を使用予定です。
- 視覚的に理解できる応用情報技術者試験講座(udemy)
- 令和04年【春期】【秋期】応用情報技術者 合格教本
基本的に、udemy講座の資料で概要を一通り把握し、細かいところを教本で確認、併せて付属している過去問演習をひたすら行う、というプランです。
あまり時間もありませんので、早めにインプットを終わらせて(9月上旬まで)、過去問演習に移ろうと思っています。
まとめ
今回は、試験範囲をまとめ、勉強プランを立てました。
思った以上に技術的要素以外の内容が含まれるので、そこのカバーも併せて頑張っていきたいと思います。