前書き
JSTQB Foundation Levelを2024年8月4日に受験し、合格したのでその体験記録となります。
テスト業務に関する前提知識は0。週7働いており(本業+副業)、勉強期間は約1ヶ月間、総勉強時間は30時間未満となりますので、かなり効率的に勉強できたのではないかと思います。
これから受験を考えている方の参考になれば幸いです。
逆算
受験日
まずは試験する日を決めます。
お盆期間中に勉強するのは嫌だったので、お盆突入の一週間前の土日に受験することを決めました。
私は1ヶ月間、勉強時間を確保しましたが、2周間あれば充分かなぁと思います。
受験日を決めたら、『テス友』をインストールします。
インストールが完了したら、隙間時間に『ランダム10題出題』で「こんな感じの用語が出てくるんだ~」と見ていきます。
合わせて、Youtubeの『GTM【プログラミング講座】』さんが公開しているJSTQBの動画を1章~6章まで1.75倍速で確認していきます。(再生速度はご自身の好みに合わせてください)
この時点では、動画でざっくりと大枠を感じられたらOKです。
2週間前
気づいたら2週間前になっていたので、少し焦ります。
この時点では、YoutubeのJSTQB1章~6章までを一周。テス友の全ての章の正答率が概ね30前後となっていたのみでした。
そんなわけで、本格的な勉強は以下からとなります。
14日前
テス友を1章から順に正答率70以上にしていきます。1日1章、6日間で全ての章の正答率を70以上にしていきます。こちらは主に隙間時間で攻略していきます。
まとまった時間が取れるとき(寝る前など)はアプリのシラバスを読んでいきます。どうしても気分が乗らないときでも、22,000円を無駄にするわけには行かないので、上述したYoutubeの動画を見て少しでも知識を貯めていくようにします。
8日前
テス友の全ての章の正答率が70以上になったら、今度は1日で2章の正答率を80以上にしていきます。この時点で、まだシラバスを読み終わっていなかった為、並行して読み込みを進めていきました。ただし、シラバスの読み込みに関しては無意味、とまでは言いませんがそこまで効果はないのかもしれません。(読み終わったという達成感を目指して読み進めていった感じです)
また、テス友の問題だけではどうしても体系的な知識の整理ができないため、理解が及んでいないと感じた部分についてはQiitaに記事を投稿する、という形で自分の中で内容をまとめていきました。
※投稿した記事を見ていただければ分かると思いますが、本当に簡潔かつ簡略にまとめた程度となっております。大事なのは、記事を投稿するために、自分の中で調べながら情報を整理することだと思います。
4日前
テス友を『正答率が低いもの、10題出題』で特に正答率が悪い問題について確認していきました。また、『テストタイプ』や『投稿した記事テスト技法』など、曖昧になっている部分を自分なりにまとめていきました。
この時点でシラバスの全読が完了していなかった為、一応読了目指して読み込みを進めていきました。
2日前
テス友の全ての章の正答率が80以上かつ、シラバス読了となりました。
※Youtubeの動画は3章を2周目の途中でした。そして、合格した今もそのままです……。
テス友について、考え方というよりは、記載内容で正否の見分けをしまっており、また、実際のテストの出題について確認したところ、テス友そのままの内容というわけではないようでしたので、無料de試験:JSTQBテスト技術認定模擬試験で記述が違った場合についても答えられるようにしていきました。
※テスト当日まで正答率50%~90%を行ったり来たりしていました。
テスト当日
写真撮影などがあるため20分前には会場への到着が必要、ということでしたので、大阪府大阪市の梅田テストセンターへ30分前に到着するようにしました。
テストセンターということで、JSTQB以外のテストも対応している様子でしたが、到着時点で待合室にいたのはJSTQB以外を受験される様子の方、一人のみでした、
待ち時間0の写真撮影のあと、「申し込みの時間通りにテストを受けることもできますが、このあとすぐに受けることも可能となります。どうされますか?」と訊かれたので、とりあえず「少し時間をいただけますでしょうか」と断って猶予をいただきました。
猶予時間にしたことは下記の2点です。
・無料de試験:JSTQBテスト技術認定模擬試験で合格判定が出て、いい勢いをつけられるようにする。
・Qiitaに投稿した自分の記事を再読して、曖昧になっている部分を再確認する。
なんだか集中できない&一刻も早く帰りたい気持ちに駆られて、上記2点を終了した時点で、テスト開始を申し出ていました。
実際のテスト
・テス友にあるような「〇〇に該当しないものはどれか」問題は1つもありませんでした。※あくまでも私の受験時のテスト内容となります。
・"〇〇▼▼✕✕という内容についてテストする場合、必要なテスト内容はどのようなものがあるか?"といった問題が4題ほどありました。こちらについては、暗記と言うよりはテスト実施の考え方について問われているため、未経験の方には少し難しいかもしれません。※私も合っているか定かではありません……。
・回答のために、簡易ホワイトボードとペンの利用を許可されましたので、最大限活用させていただきました。
時間配分
・試験時間60分、問題数40問でしたので、最初の30分で一通り全ての問題を解きました。このとき、後で見直したい問題には印を付けておきました。
・問題を解き終わったら、15分かけて印を付けた問題を見直していきました。10問程、見直したい問題が合ったので、あまりゆっくり時間をかけられませんでした。
・残り15分で、1問目から再度見直しを行っていき、終了直前に最後まで確認することができました。
所感と後書き
受験直後の感想としては、「合っているはず! が50%の感覚」でした。それでも、正答率は不明ながら、合格しましたので、上記を参考にしていただけると大丈夫なのではないかと思います。
スキルアップの為の受験ではありましたが、やはり受験料が安くはない&自腹でしたので、かなり真剣に取り組まざるを得ませんでした。
受験後、4日目の朝に登録メールアドレスに『試験結果のお知らせ』メールが届いており、何と言っても22,000円がかかっているので、急いで確認して合格を確認でき、安堵した次第です。
そんな訳で、私のJSTQB Foundation Level 合格体験談は以上となります。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
冒頭にも述べております通り、これから受験される方の参考になれば幸いです!