テスト技法って何?
一言で言うと、「テストケースを作成するための方法」のこと。
テスト技法を活用してテストケースを作成することにより、効率よくテストケースを作成したり、抜け漏れを防いだりすることができます。
テスト技法は3つ
- ブラックボックステスト技法
- ホワイトボックステスト技法
- 経験ベースのテスト技法
それぞれ、どのようなテストなのか、一言で言うと
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ブラックボックステスト技法
・システムの振る舞いに基づくテスト(内部の構造に注目しないテストなので、ブラックボックス…中がどうなっているのか分からない状況でのテストってことですね) -
ホワイトボックステスト技法
・システムの内部構造――関数などに基づくテスト(内部の構造をガン見するので、ホワイトボックス…見通しが利いている状況でのテストってことですね) -
経験ベースのテスト技法
・文字通り、テスト担当者の経験に基づくテスト
各テスト技法の種類
3つに大分割されたテスト技法は、それぞれのテスト技法ごとにいくつか種類があります。
ブラックボックステスト技法
- 同値分割法
- 境界値分析
- デシジョンテーブルテスト
- 状態線テスト
- ユースケーステスト
ホワイトボックステスト技法
- ステートメントテスト
- デシジョンテーブルテスト
経験ベースのテスト技法
- エラー推測
- 探索的テスト
- チェックリストベースドテスト
後書き
ありそうでないのが「機能ベースの技法」です。
JSTQB受験のための、非常に簡略なまとめなので、詳しく知りたい方はシラバスをご参照ください。