1. 概要
仮想マシンでGitをインストールして、リポジトリ化、コミット、プッシュの一連の流れをできるようにする。
2. 前提
- VMwareにAlmaLinuxがインストールされていること
- GitHubのアカウントを作成していること
※仮想環境がインストールされていない場合は以下のリンクの手順でインストールしてください。
※GitHubのアカウントを作成していない場合は以下のリンクからアカウントを作成してください。
3. 事前準備
- AlmaLinuxの起動
- TeraTermでLAMP_SVにSSH接続する(VMware上だとコピーができない為ほぼ確で困ります)
- rootユーザにログインする
4. 環境構築
4-1. Gitのインストール
インストールする。
dnf install git
バージョンを確認する。
git --version
git version 2.43.5などと表示されたらOK
4-2. ユーザー情報の登録
ユーザー名とメールアドレスを登録する。なお、メールアドレスはGitHubで登録したメールアドレスにする。ユーザー名は何でも良い。
git config --global user.name "your_name"
git config --global user.email "your_email@example.com"
設定できたか確認する。
git config --list
5. 公開鍵と秘密鍵
5-1. SSHキーの生成
SSHキーを生成する。メールアドレスはGitHubで登録したメールアドレスにする。
ssh-keygen -t ed25519 -C "your_email@example.com"
実行すると、キーの保存場所を尋ねられる。特にこだわりが無ければ何も入力せずにEnterキーを押下する。
※何も入力しなければ~/.ssh/id_ed25519に保存されます。
次にパスフレーズの設定が求められる。基本的に何かしら設定することをおすすめする。
5-2. SSHエージェントの起動とキーの追加
SSHエージェントを起動し、生成したSSHキーをエージェントに追加する。
eval "$(ssh-agent -s)"
ssh-add ~/.ssh/id_ed25519
5-3. GitHubに公開鍵を追加
5-3-1. 公開鍵の内容をコピー
公開鍵の内容を表示しクリップボードにコピーする。
cat ~/.ssh/id_ed25519.pub
表示された鍵の内容(例:ssh-ed25519 AAAAC3Nza... your_email@example.com)を全てコピーする。
5-3-2. GitHubの設定ページに移動
- GitHubにログインする
- 右上のプロフィールアイコンをクリックし、
Settingsを選択 - 左側のメニューから
SSH and GPG keysを選択 -
New SSH keyをクリック -
Titleに鍵の名前を入力 -
Keyにコピーした公開鍵を貼り付ける -
Add SSH keyをクリックする
6. リポジトリ化
ディレクトリをリポジトリ化する。
リポジトリ化したいディレクトリに移動して以下のコマンドを実行する。例としてこの記事では/var/www/practiceをリポジトリ化する。
cd /var/www/practice
git init
リポジトリ化できたか確認する。
ls -la /var/www/practice
.gitというディレクトリがあればOK
7. コミット
7-1. 安全なディレクトリとして登録する
Gitに設定したユーザー名とリポジトリ化したいディレクトリの所有者が異なる場合は、以下のコマンドを実行する。
git config --global --add safe.directory /var/www/practice
7-2. ファイルのステージング
全てのファイルをステージングする。
git add .
特定のファイルのみステージングしたい場合は以下のコマンドを入力する。
git add ファイルパス
特定のファイルのみステージングしたくない場合は以下のコマンドを入力する。
git add . ':!ファイルパス'
7-3. 初回コミット
git commit -m "first commit."
ログを確認する。
git log
以下の様に表示されればOK
commit 94e... (HEAD -> master)
Author: your_name <your_name@example.com>
Date: Sat Oct 12 22:52:54 2024 +0900
8. プッシュ
8-1. ブランチ名の確認
git branch
* masterなどと表示されればOK
ブランチ名は後ほど使うので覚えておこう。
8-2. GitHubにリポジトリを作成する
- サインインして画面左上の
Newをクリック -
Repository nameを入力する -
Privateを選択する -
Create Repositoryをクリックする - 画面遷移したら
SSHをクリックし、右側のURLをコピーする
8-3. リモートリポジトリの追加
先程コピーしたSSHのURLを使用してリモートリポジトリを追加する。
git remote add origin git@github.com:your_name/practice.git
8-4. リモートにプッシュ
git push -u origin master
※ブランチ名が異なる場合は適宜変更してください。
-uオプションは、origin masterをデフォルトのプッシュ先として設定する為、今後プッシュする際はgit pushと入力するだけでプッシュできるようになる。
GitHubのリポジトリを確認しAlmaLinux上のファイルが表示されていれば成功。