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AWS CDK Conference Japan 2024にて初登壇して感じたこと。

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こちらのイベントにて、エンジニアとして初めて登壇しました。
とても素敵な空間で、こんな最高なデビューを果たせて幸せだなと感じています。

初の登壇、初のJAWS-UGで感じたことをそのままアウトプットしようと思います。

発表したこと

スライドとしては以下です。

要約

CDKに初めて触れた良い感想

  • 高抽象度化(L3)にて簡単にパターンごとデプロイできた感動
  • アプリ開発に近い開発体験だったことへの感動
  • CloudFormationに関するエラーで大変だったこと

登壇準備で得られたもの

1. 人に伝えるための思考機会

まだまだジュニアエンジニアでお客様の前で直接話す機会も少ない中でこの経験は貴重だと感じました。
話し方の緩急、どれだけスライドに文字を入れるか?どこまで詳細に話すか?どのタイミングでまとめを挟むか?など、普段の仕事では使わない筋肉を使った感覚がありました。
最終的に割と良い反応ももらえてよかったです。
こういうソフトスキルな部分を磨いていくのもキャリア構築に際して有効なのかもなと感じました

2. 知識の深掘り

教えるものが最も学ぶの言葉通り、自分の知識をアウトプットできるまで理解することの重要性をとても感じました。
特にCDKのコンストラクトの概念を人に話せるようになるため、浅い理解の状態からかなり時間がかかりました。
たくさんの壁打ちや資料の作成を経て、確固たる理解として自分の中に落とし込めたように感じます。
また、今回は時間や総合的に考えて割愛しましたが、CloudFormationの概念についてもかなり理解が深まりました。
独学では概念系はなんとなくの理解で終わりがちなので、あえてそれに関する登壇を交えることで理解を深めていく学習を続けても良いのかなと感じました。

実際に登壇本番を通じて得られたもの

1. 人前で話す経験値

ソフトスキルが大きく磨かれたように感じます。オンラインを含めると500人ほどの前で話す経験値は普通に働いているだけではなかなか得られないものなので、このような場でトレーニングを積めることは良いことだなと感じました。いつか大型案件などでフロントとして立つことになったりした時に、このような経験があるかないかで仕事のしやすさが変わってきそうだなと思いました。

2. 広い範囲からのフィードバック

現状の自分の到達点を、隠すことなく話すことによって得られるフィードバックの中に成長のヒントがたくさんあるように感じました。
例えば、私はCloudFormationのロールバックの失敗の対応策として、CLIの強制削除コマンドを提唱したのですが、Xにて、「最近はマネジメントコンソールでも強制削除できるようになった気がする」という反応を頂けました。
このように、オープンな場で発表することの怖さの裏返しでもありますが、より広い範囲からフィードバックを受けることができるのは、とても大きなメリットのように感じました。

3. コミュニティからの認知

これは非常に大きいなと感じました。一番大きなメリットだと思います。
会社、個人として、業界に多少なりともアピールできたのはよかったのかなと感じます。
登壇をきっかけに色々な方に話しかけていただいて、交流を深めることができました。
社外の方からのトレンド情報だけでなく、モチベーションの面でも良い伝播をたくさん受けられたように感じます。
今回は初回だったのでわかりませんが、この認知の輪は登壇やコミュニティの参加の回数に連れてさらに加速度的に広がっていくのでは?という感触もありました。

登壇のデメリット

時間を失う

得られるものも大きい分消費する時間も大きく感じました。資料作りももちろんのこと、練習時間、イベントへの出張(日帰りだとしても丸一日使う)など家庭への負担はめちゃくちゃでかいなと感じました。
私は仕事意外にも、家庭の時間と趣味の時間にとても重きを置いているのでこのデメリットは正直かなり大きいなと感じています。

練習時間、本番の時間を失わずに済む技術記事の投稿を程よく混ぜることによって、自分の幸せにダメージのないようにアウトプット生活を充実させたいと思いました。

まとめ

ジュニアエンジニアの私にとって、登壇することはとても良い経験で、これ以上ないくらいたくさんのことを学べました。JAWS-UGの文化はとても温かく、このコミュニティに長く関わっていきたいなと感じました。
純粋にめちゃくちゃ楽しかったです。

一方で取られる時間も非常に大きいことも理解しました。普段の生活の無駄を見直して時間を捻出しつつ、登壇一回我慢して技術記事2つ書く、などの工夫をちゃんとしていきたいなと思いました。
弱い自分でも走り続けられるペースをきちんと見極めて、コツコツとエンジニアとして成長していきたい。

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