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LIGAdvent Calendar 2018

Day 4

アイデアをいかに共有するか

Last updated at Posted at 2018-12-04

こんにちは、LIGのWEBディレクターのほそです。
ゲームプランナー、デザイナーを経て現在はWEB業界で働いでいます。

なにかとエンジニアのお世話になるお仕事をしてきましたが、
実はかなりの機械オンチで、いつもどうやって自分の考えた仕様を実装してもらうか、
ストレスないコミュニケーションができるかに腐心してきた日々でもありました。

機械オンチの僕がいかにエンジニアと意思疎通をしてきたか

そんな僕がなんとか仕事をしてこれたのは、プランナーとエンジニアをつなぐ
様々なツールがあってこそ。
今回は今まで使ってきた社内連絡ツールの話を肴に、
アイデアをいかに共有するかプランナー目線でメリットデメリットを考えてみます。

ゲーム会社にて コンシューマゲーム開発

新卒でプランナーとして入社し、コンシューマゲームを制作していました。

このころ主に使っていたのは、
IBM Notes
・インスタントメッセンジャー(内製ツール)
です。

IBM notesのメリットデメリット

Notesはメールクライアントとしてだけでなく
プロジェクト管理、タスクの割り振り、バグ報告やアイデア出しなどを行なっていました。
社外との連絡が少なかったので、ほぼNotesと口頭で連絡は完結していました

メリット

・1ツールで完結できること
・古いナレッジにアクセスしやすい
・数十ページに渡る資料を共有できる

デメリット

・チャット機能がなく、アイデア出しには向かない
・スケジュール管理機能がない

アイデア出しとスケジュールの管理はというと…主に紙とペンが主役でした。
その代わり、ひたすらにあちこちの机を回って、
対面での打ち合わせでその分を埋めていました。

この対面のアポ取りに活躍したのが、
先述のインスタントメッセンジャーです。

使ってみての感想

このころは、ひたすら歩き回って大変だったなあという印象がありますが、
対面の即応性は、他のツールで代替し難いと、
いろいろな環境を経験したいまでも思います。

#デザイン会社にて

ゲームプランナーのあと一度キャリアチェンジして、
デザイナー兼プランナーとして働いていました。
そこでの連絡ツールは頼れるこいつ。

・gmail

です。

Gmailだけですべての仕事を押し切る

はい。どベタですが、僕が働きはじめた当初、会社では紙モノや映像のテロップなど
グラフィックデザインだけで完結するものが多かったため、
社内確認、クライアントとのやりとり共にほぼメールだけで済ませていました。

WEB案件については、社内にエンジニアがいなかったのですが、
1枚もののLPなどが多かったため、都度都度外部パートナーをアサインしたり、
予算に応じてクラウドワークスで募集したりするなど、
メールで事足りる範囲で済んでいました。

WEB案件の大型化で暗雲が立ち込める

しかし徐々に会社の請け負うWEBの案件が大型化してきました。
WPカスタマイズやページ数の増大など、コミュニケーション量が
増加するに従ってメールだけでは対応しきれない…!
なにかしら管理ツールの導入が必要となりました。

TaskWorldを導入してみた

そこで導入されたのがこいつです。

TasWorld
プロジェクトが肥大化するにつれ、チャットワーク、trello,slackなど各案件ごとに
管理ツールが勝手に運用されている状態に陥り、これはいかんだろう・・・ということで
taskworldが導入されました。

メリット

・プロジェクトのマイルストーン管理が楽
・マイルストーンごとにチャットしたりデータやりとりできる
・現在の残りタスクが一覧しやすい

デメリット

・ナレッジの集積場としては微妙
・チャットツールとしては素っ気ない。クライアントも呼びづらい
・バグ管理が苦手

使ってみての感想

Taskworldの使用感は、trelloのカードごとにチャット機能が付いている感じです。
これはマイルストーンの設定と進行管理がめちゃくちゃ楽でした。

デザイン業務だと、たとえば【初校提出】というカードを作成したら、
そこでデザインデータ提出や社内チェックバックを繰り返し初校を仕上げる…
というフローで制作していました。

反面、カード1枚をマイルストーン単位で充てていたため、
バグをどんどん登録していく機能がなく、
結局エンジニアとチャットで細かくファイル共有などを行なって
フォローして行く運用になっていました。

とはいえ、小規模な制作会社においてはある程度
効率化できている方だったのではないか…と思います。

LIGではどうなのか

・チャットワーク
・redmine
・gsuite

補助的に
・Slack
・Trello
など

使ってみての感想

クライアント対応、社内連絡ともにチャットワークの比重が高く、
プロジェクトの進行管理はRedmineが担っている感じです。

SlackやTrelloなどは、チームや案件に合わせてサブ的な扱いで
使用されており、フレキシブルに新しいツールを試していけるのは
結構いい感じだと思います。

あとは書類作成や打ち合わせの議事録などGsuiteを活用していく
方針になっており、Googleドキュメントなど全員で書き込みしながら
打ち合わせができるのは便利だなと思っています。

#最後に
自分は、組織の柔軟性と、アイデアの創発性の関係に関心があり、
連絡ツールという視点で今までの仕事を振り返ってみました。
情報が古いところもありますが、なにかの参考になれば幸いです。

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