概要
GitHub Copilotの個人プラン(「Pro」と「Pro+」が対象)において、
AIC(AIクレジット)の消費量を参照すると、
「契約サイクル期間に依存せず、(少なくとも2026年7月5日時点では)月初起点の累積消費量のみが表示される」状態にある。
なので、「自身の契約サイクルに応じた、累積消費量を取得するスクリプト」を作成した。
なお、生成AIに(それこそGitHub Copilotに)「自身の契約サイクルに応じた、AIC消費量を取得するスクリプトを作って」と言えば出力される内容ではある(実際、そうやったw)。
対象のGitHub Copilotのプラン
- GitHub Copilot Pro
- GitHub Copilot Proプラス
現時点での、AICの表示状況の整理(GUI側)
現在確認できる表示箇所は次の2か所。
- VS CodeなどIDE上のCopilotステータス
- GitHub.comの個人アカウントの「設定>Billing and licensing > AI usage > Included credits」欄
どちらも月初起点の累積消費量が表示される(起点&リセットは月初が前提)。
注意する必要があるのは、「個人プランの契約でのIncluded Creditsの付与タイミングは月初ではなく、契約日。リセット日も同様」ってこと。
したがって、上記で表示される「累積消費量」と実際の値は異なる、という事態が発生する。
具体的な状況(困りごと)
契約更新日が15日だとする。
7/5に消費量を確認すると、GUIでは「7/1〜7/5」での消費量しか表示されない。
しかし実際に残りクレジットを知るには、「6/15〜7/5」の消費量が必要。
- Copilotステータスでの表示:消費量の累計 200 AIC / 1500 AIC
- 契約日起点での消費量の累計:800 AIC / 1500 AIC
- 契約日が15日で、先月のうちに600AIC消費済み。600+200=800。
対処方法
GUI側は、「月初起点」での表示しかなく、またAPIでも「年単位、(月初起点の)月単位、日単位」での集計しか取得できない。
契約更新日を起点とした期間集計は取得できないため、
APIを用いて日単位データを取得してローカルで合計する必要がある。
「Pro」と「Pro+」プラン向け、契約サイクルに応じたAIC消費量を取得するスクリプト
aic_usage_cycle_report_4_personalplan_cached.py
事前準備
- Classic PAT (Personal Access Token)を作成する
- Select scopesは「
user: Update ALL user data」を設定
- Select scopesは「
- 自身の契約のリセット日(契約更新日)を確認する
- GitHub.comの個人アカウントの「設定>Billing and licensing > Licensing > Current Copilot plan > Next payment」欄の日付
- 「Jul 12, 2026」なら、「12日」。
使い方
- 環境変数「GITHUB_TOKEN」にPATを設定
- 環境変数「GITHUB_USERNAME」にGitHubの個人ユーザー名を設定
- 環境変数「GITHUB_CYCLE_DAY」に 契約更新日(1-31)を設定
- 次のコマンドで呼び出す。
python -m aic_usage_cycle_report_4_personalplan_cached
出力例:
................... 完了
=============================================
【GitHub Copilot 契約サイクル別 AIC消費状況】
現在の集計サイクル : 2026-06-12 ~ 2026-07-05
サイクル内消費量 : 1131 AIC
無償枠に対する使用 : 75.40% (1131 / 1500)
100%消費に達する予測日 : 2026-07-XX
=============================================
※「予測値」は現在までの消費ペースを単純線形で予測した値を表示している。
以上ー。
GitHub公式の情報源など
- 個人ユーザー単位での、AICクレジットの消費量の取得API
注意事項:
必要な権限として以下の記載があるが、
2026年7月5日時点では、
ドキュメントの記載どおりのFine-grained PATでは認証できず、
Classic PATでのみ動作を確認した。
This endpoint works with the following fine-grained token types:
GitHub App user access tokens
Fine-grained personal access tokens
The fine-grained token must have the following permission set:
"Plan" user permissions (read)
Classic PAT(Personal Access Token)で設定する権限は以下。
user: Update ALL user data
参考までに、curlでの実行サンプルを転記。
curl -L \
-H "Accept: application/vnd.github+json" \
-H "Authorization: Bearer <YOUR-TOKEN>" \
-H "X-GitHub-Api-Version: 2026-03-10" \
https://api.github.com/users/USERNAME/settings/billing/ai_credit/usage