はじめに
こんにちは。記事を開いてくださりありがとうございます。
12月にSOA(ラボ試験なし)を受験して不合格、2週間後の1月にリベンジして合格したもののかなりギリギリでの合格だったため、確実に受かるにはどうしたらよいのかを振り返ってみました。しくじり日記みたいなものなので、今後SOAを受験する予定のある方の参考になればなと思います。
※ハンズオンをやれという理由のみ知りたい方はこちらに飛んでください。
プロフィール
- 受験時の保有資格
- SAA (AWS Certified Solutions Architect - Associate)
- DVA (AWS Certified Developer - Associate)
- AWS認定試験受験履歴
- SAA-C03(23/10/29受験):合格(23/10/30発表)
- DVA-C02(23/12/02受験):合格(23/12/02発表)
- SOA-C02(23/12/27受験):不合格(23/12/28発表)
- SOA-C02(24/01/13受験):合格(24/01/13発表)
- 仕事概要
- 未経験入社1年目
- アプリケーション開発(フロント・バックエンド両方)
- AWSは設定を読み解く経験はあってもいじる経験はなし(=ハンズオンほぼなし)
- 今後AWSの設定に触れる数が増えるため勉強を開始
SysOps(SOA)の記録まとめ
以下SOAの記録をまとめたものになります。
※SAA・DVAの記録まとめはこちらからご覧ください。
受験1回目(不合格)
- 結果:695点(720点合格)
- 勉強時間:30~40時間
- 勉強開始から本番までの日数:14日
- 解いた問題数:約800問(重複あり)
- 勉強方法:CloudLisenceでアウトプット
- かかったお金(受験費用8250円除く):0円(CloudLicenseはSAA時に支払い済み)
- 試験終了から結果が出るまでの時間:9時間
DVAの時と同じぐらい問題集を解いたので大丈夫だろ~と思って受験したら見事に落ちました。このときは勉強時間の短さが原因だろうと思っていました。(後ほど詳しく)
あと参考までにですが、不合格だと結果通知は合格時より遅いみたいです。DVA、SOA受験2回とも土曜日の15:30からの受験で、受かったときは当日の20時ごろに通知、落ちたときは次の日の朝4時に通知でした。(SAAの時は日曜受験だったので、結果は受かってても1日後に通知でした。)
受験2回目(合格)
- 結果:724点(720点合格)
- 勉強時間:50~60時間
- 勉強開始から本番までの日数:31日
- 解いた問題数:約1310問(重複あり)
- 勉強方法:落ちた時の単元別でUdemy問題集学習・CloudLisenceでアウトプット+AWS公式サイトで間違えたサービスの復習
- かかったお金(受験費用16500円除く):4580円(CloudLicenseプロへの更新)
- 試験終了から結果が出るまでの時間:3時間
問題集8~9割取れている状態で受験して、本番も2択で迷うことが多かったけどまぁきっと大丈夫だろうと思い、開示をみたらなんとギリギリでの合格。かなりショックでした。
開示後、高得点を取るためにどうしたらよかったかを考えてみると、ハンズオンやらなかったのが大きかったなーと思いました。
ラボ試験がなくてもハンズオンをおすすめする理由
長くなりましたが、本題です。
SOAに余裕をもって合格するためにハンズオンをおすすめする理由は、 「SOA-C02は実技が文章になって出るから」 です。
何を当たり前なことを言ってるんだ!読んで損した!と思うかもしれませんが、「ラボ試験がない=DVAやSOAと同じ勉強法で合格できる」ではないということです。
正直2回目のSOA受験はDVAの時よりもかなり勉強して、問題集は8~9割安定してとれるぐらいになったのにもかかわらず(DVA、SAAの時は7割ギリギリで受験していました、、)、ギリギリ合格となってしまった理由は、ハンズオンの有無にあるなと2回目の受験でやっと気づきました。1回目の不合格の時は単なる勉強不足だと思っていたので、そのままDVAやSAAの受験勉強と同じやり方で対策してしまったから、受かったけどギリギリだったんだなと、、。
逆に言うと実務でAWS触られている方は、問題集7割でも合格できるのかなと思いました。AWSを実務で使っていない状態で受験を考えている方は、ハンズオンを実施することを強くおすすめします。
公式サイトの試験準備に再度目を通すのも良いかもしれません。
余談(SOAって自動車の本免試験みたいだよねという話)
SOAを受験してみて、本番と練習の点数の差に乖離が出た理由を考えたときに、ラボ試験なしのSOAは「自動車の本免の実技試験が筆記試験に変わった」みたいな感じで、落ちた理由は「けど、従来の標識や交通ルールが出る筆記試験しか対策してなかったから」に近いのかなーと思いました。
わかりづらいと思うので例を出すならこんな感じです。
あなたはハイブリッドカーの運転をするためにエンジンをかけようとしています。しかし、ボタン式のエンジンを押してもエンジンがかかりません。バッテリーやガソリンの残量には問題は見られませんでした。原因は何だと考えられますか。
1.後部座席が半ドアになっている
2.ガソリンが足りない
3.ブレーキを踏んでボタンを押していない
4.ボンネットが開いた状態になっている
運転したことがある人ならガソリンは足りてるって問題文に書いてあるし3かなぁと感覚でわかると思うのですが、運転したことがない&従来の筆記しか対策してないと(本物の本免筆記試験は○×ですが、、)標識とか運転ルールしか問題集になかったじゃん!となり、間違えてしまう、みたいなイメージです。
SOAは実際に触ってたら細かい挙動までわかるよね?みたいな問題が本番で出されて、そこでいくつか間違えたなという印象でした。
おわりに
実務で使えるために、まずは3つの座学たちであるAssociateをマスターしよう!というゴールで勉強を進めていましたが、SOAは座学というよりどれくらい実務で通用するスキルがあるかをはかる試験だったなーと改めて考えさせられました。
これからはハンズオンに切り替えて、実務で使えるような勉強したいなと思います。
また裏目標?ですが、年内にProfessionalやSpecialityもチャレンジしたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。