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【AWS JAWS DAYS2025】アーキテクチャ道場に飛び入り参加してみた

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はじめに

2025/3/1に行われた、AWS JAWS DAYS2025に参加してきました!
記事も書いているのでよろしければご覧ください。

その際にキャンセル待ちでアーキテクチャ道場に当日滑り込み参加ができたので、その記録を残します。

目次

アーキテクチャ道場とは?

JAWS DAYS公式ページ申込フォームによると以下が記載されていました。

アーキテクチャ道場は、AWS上での最適なアーキテクチャ設計を学習するための実践的なワークショップです。
参加いただいているみなさんで4名1組でチームを組み、講師から出されたお題に対してチームで協力しながらアーキテクチャの設計・検討を進める「グループワーク形式」を採用しています。
クラウドアーキテクチャのベストプラクティスを考慮しながら、限られた時間内でより適切なソリューションを導き出します。

アーキテクチャ道場全体が80分のうちの35分間でアーキテクチャを話し合う必要があり、その場で要件をかみ砕いて考えるのは難しいため、事前説明会が設けられていました。事前説明会については、事前準備の章で詳細を書いています。

また、今回のアーキテクチャ道場を企画してくださった山﨑さんの記事は以下からご覧いただけます!

参加方法・事前準備

参加方法

参加方法は、JAWS DAYSの申し込みと同様、Doorkeeperから申し込みました。
今年は2024/2/5 12:00から申込開始で、私は出遅れて2/13に申し込んだため、キャンセル待ち14人目ぐらいになってしまいました。(参考までにですが、GameDayはキャンセル待ち40人目くらいでした。)
私はラッキーなことに、前日でキャンセル待ち4人目くらいまで繰り上がり、当日の正午に1人待ち、参加の1時間前に繰り上がりと本当にギリギリ滑り込んで参加することができましたが、体験型セッションは人気のため、予約開始日時を把握しておくことを強くおすすめします。

事前準備

前の章でも書きましたが、当日は35分間でアーキテクチャを考える必要があるため、事前に説明会がセッティングされていました。
私は応募時点で参加できないだろうと諦めかけていたので、事前説明会を知らずに過ごし、当日繰り上がったときにの説明会の存在に気づき、1時間で資料を読み漁る形となってしまいました。もっと早く知っておけば当日良いアーキテクチャを考えられたのではないかという後悔の気持ちです。
事前説明会はアーキテクチャ道場の参加権利がなくても参加できる勉強会だったので事前の情報収集はとても大事だなと改めて認識させられました。

当日の流れ

当日の流れはざっくり以下でした。

  1. チーム発表とオープニング
  2. チーム内で自己紹介
  3. ワーク(35分)
  4. 手挙げで3チーム発表
  5. クロージング

アーキテクチャ道場

またワークが始まる前に、サメシャイン水族館の皆様(運営の皆様)からエコバッグ&ブラックサンダーをいただきました!ありがとうございました!

いただいたものたち

ワークはスライドで作成しても机にあるホワイトボードを使ってもOKだったので、私たちの班はホワイトボードメインでアウトプットをして話し合いを進めました。

完成したアーキテクチャ

私たちのチームでは画像のようなアーキテクチャを作成しました。

チーム1アーキテクチャ

※現行アーキテクチャ以下からご覧ください(事前説明会で発表された資料です)

ポイントとしては、候補のサービスを複数上げつつ、運用ベースでアーキテクチャを選定できた点で、こだわった部分は以下です。

  • 運用面を考えECS(Fargate)を選定&マルチAZとした点
  • サメシャイン水族館とデータセンターの接続を、コスト面を考慮してSite-to-SiteVPNを選定した点
  • QRコード読み取った後のDBへの書き込みはレイテンシーを考慮してAPI Gateway→Lambdaとした点
  • DBの中身を書き出してAuroraを選定した点

水族館とデータセンターの接続は、DirectConnectやClientVPNという案も出ましたが、なるべくコストがかからない方が良い&会社としか繋がない点からSite-to-SiteVPNが良いねという話になりこちらで落ち着きました。
また、DBの選定では「AuroraならDSQLでも良いのでは?」という話も出ましたが新しすぎて保守が大変かもしれないとなり最終的にシンプルなAuroraになりました。笑

学び・感想

今回のアーキテクチャ道場では以下を学びました。

  1. アーキテクチャに正解はない&そのアーキテクチャを選んだ理由を言えるのが大事
  2. はじめはセキュリティを考えずプロトタイプ作りから
  3. 定期的に「あ、自分本当に何もできないな」&社外の風を感じるイベントに足を運ぶべし
  4. 座学も役に立つけどハンズオンを日頃からやるべし

1. アーキテクチャに正解はない

アーキテクチャに正解はない
今回3チームのアーキテクチャを聞いて、どのチームも特徴がバラバラで魅力的でした。どこをメインとするかやこだわるかで色んなアーキテクチャできるということを改めて認識できました。ただ、正解がない中でも「こだわる」というということが大事だなと改めて思いました。また、GameDayやJamでは順位付けが行われますが、今回のアーキテクチャ道場ではそういったランク付けがなかったところからも、アーキテクチャに正解はないというメッセージが伝わりました。

2. はじめはセキュリティを考えずプロトタイプ作りから

アーキテクチャの検討ステップ

業務では一部のアーキテクチャを考えることはあっても、こうしたゼロの状態からアーキテクチャを考える機会はなかったため、どこから変えていけばよいか正直迷いました。
検討ステップの紹介で、一例としてはじめはセキュリティを考えずプロトタイプ作りから考えるとよいということを学んだので、次回アーキテクチャを検討する際には実践してみたいなと思いました。
また、初期コストに対応する言葉はランニングコスト(運用コストではない)ということも知ることができました。

3. 定期的に「あ、自分本当に何もできないな」&社外の風を感じるイベントに足を運ぶべし

以前GameDayに参加した際、「自分って全然何もわかってないしできないな」を感じました。
(以下の記事からレポートをご覧いただけます)

今回のアーキテクチャ道場でも、実装したことのある部分&資格で勉強したこと以外は全くわからない!となりました。しかし、イベントに参加したことで、自分の分かること・分からないことが明確になったり、ここの分野をもっと知りたいと思ったりと新たな気づきを得ることができました。今回のアーキテクチャ道場では、自分はサーバーレス関連やDB周りが好きで、反対にDXやVPNなどの連携、コンテナ周りはあまり使ったことがないので苦手だなということが自分の中でわかりました。
また、同じチームのお二方は知識が豊富で、話もどんどん前に進めてくださったので、社内だけでは得られない刺激も受けました。改めてありがとうございました!
最後に名刺交換を行い、新たにAWSに興味のある社外の人とつながることができた喜びを味わうことができました。

4. 座学も役に立つけどハンズオンを日頃からやるべし

アーキテクチャを考えるうえで、サービスの比較をするという意味で資格取得はかなり役に立ちました。しかし、実際に実装するとなったときには理論上ではうまくいかないことも出てくるよなぁとアーキテクチャを考えていく中で思ったため、Jeff氏もキーノートでおっしゃっていましたが、日頃からハンズオンをしていきたいなと思いました。

おわりに

今回アーキテクチャ道場は初めての参加となりましたが、とても楽しかったし勉強になった良いセッションでした!発表タイムで多くのアーキテクチャを聞けたので、今回考えたアーキテクチャだけでなく自分なりにまたアーキテクチャを再度考えてみたいなと思いました。
最後までご覧いただきありがとうございました!

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