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フロント・バック・インフラとAIの今後の関係

Last updated at Posted at 2023-12-20

以下、思考整理で書き出してみた。

2024年の予想

たぶんこうなると思う

  • フロントエンド <- もっとAIが入ってくる
  • インフラ <- もっとAIが入ってくる
  • バックエンド <- 入ってくるが上記2つほどではない

理由

評価軸として2つピックアップ

  • A) ドメイン知識が必要かどうか
  • B) DSLをベースにしているか

A) ドメイン知識が必要かどうか

オニオンアーキテクチャの図でいうと、フロントエンド(プレゼンテーション層)とインフラ(インフラ層)は最も外側にある。ドメイン知識は相対的に要求されにくい、ということ。

そうすると、ドメイン知識をもっていない汎用的なAIでも出力精度が担保できる、と考えられる。

ついでにいうとテストコードも最も外側にあり、AIがテストコードの作成に長けていることは今年1年で十分実感した。

B) DSLをベースにしているか

DSLとはドメイン固有言語のこと。
たとえばMermaid.jsでは固有の書き方で図をつくってくれる。DSLとAIは相性がよい印象で、Mermaid.jsはその典型だと考えている。

そしてフロントエンドとインフラの記述方法はDSLの一種とみなせる。

  • フロントエンド -> JS/TSを除けばHTMLとCSS
  • インフラ -> CloudFormationのyamlやterraformの記法

まとめ

要するに、「ドメイン知識が求められにくくDSLが使われている」領域はAIがもっと入ってくる、という予想。

だからといってフロントやインフラの知識や経験が必要ない、ということではなく、むしろ必要だと思う。知識がないと出力結果を評価できないし、AIに良いプロンプトを渡すことができないので。

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