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サルでもわかるバイブコーディング! 実践編 #3 "ちゃんと使える"に育てる

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〜複数社対応・期間まとめ・そして安全設計〜

前回のおさらい

前回は、「アクセス拒否」という大きな壁を、AIと二人三脚で越えた話でした。おかげで領収書は自動で手に入るように。でも、まだ1社ぶんだけ。しかも1件ずつ。

今回は、これを「毎月ラクに、そして安全に使える道具」にまで育てていきます。ここまで来ると、だんだん"人にも使ってもらえそう"な形になってきますよ。

同じ作り方を、横に広げる

私が領収書を取りたい会社は、1つではありませんでした。そこで2社目、3社目にも対応させます。

「うわ、また一から作り直し?」と思いますよね。でも大丈夫。やることは、どの会社でも同じなんです。

ログインする → 予約の一覧を開く → 領収書を保存する

会社ごとに画面の見た目は違いますが、流れは同じ。だからAIには、こう頼むだけでした。

さっきと同じ要領で、この会社にも対応して

ここで分かったのは、一気に全部を作ろうとしない方が、結局いちばん速いということ。まず1つをきっちり完成させる。その"型"ができれば、2つ目・3つ目は驚くほどスムーズに広がっていきます。

💡 ノウハウ⑪小さく1つ完成させ、そこから横に広げる。最初から全部を狙わない。

「先月ぶん、まとめて」を叶える

領収書が1件ずつしか取れないと、正直あまり意味がありません。私が欲しかったのは、「◯月から◯月まで、まとめて全部」です。

そこでAIに、期間を選ぶだけで一括ダウンロードできるようにしてもらいました。「From(いつから)」「To(いつまで)」を選ぶだけ。毎月の経費精算が、ボタン数回で終わるようになったんです。これは効きました。

コツは、自分が実際にどう使うかを、頭の中でリアルに想像すること。「月末に、先月ぶんをまとめて欲しいんだよな」——その気持ちをそのまま言葉にすれば、AIが形にしてくれます。

💡 ノウハウ⑫"実際にどう使うか"を想像して、欲しい操作を言葉にする

入口は、2つ用意した

このツール、実は使い方を2通り用意しました。

  • コマンドで動かす方法(黒い画面に打ち込む、ちょっと本格派)
  • ブラウザの画面でポチポチする方法(誰でも直感的に使える)

自分だけで使うなら、正直コマンドだけで十分です。でも私は、"いつか人に渡すかもしれない"と思って、あえて画面版も作ってもらいました。

——実はこれ、次回の「アプリ化」への大事な布石になっています。"自分だけの道具"と"人が使える道具"の違いは、まさにこの「入口」にあるんです。

いちばん大事にしたのは、"安全"

便利さの話をたくさんしてきましたが、私がいちばん気を使ったのは、実は安全でした。

  • パスワードは、保存しない。 ツールに覚えさせれば楽ですが、あえて毎回自分で入力する形にしました。便利さより安全を優先です。
    • 実は途中、"ログイン状態を覚えさせる"仕組みを入れてみたんです。でも、それが誤作動(本当は使えるのに「使えません」と誤判定)の原因になったので、思いきって捨てました。便利そうな機能でも、トラブルの元なら手放す勇気が要ります。
  • 領収書やパスワードなどの個人情報は、ネット上には絶対に上げない。 プログラムを保管する場所(GitHub)にも、個人情報は一切載せない設定にしました。

他人にも使ってもらうことを考えるなら、便利さより先に"安全"を決める。ここは面倒でも、絶対に手を抜いてはいけないところです。

💡 ノウハウ⑬便利さより"安全"を先に決める。パスワードを預けない/個人情報を載せない。

まとめと次回予告

今回の要点は4つ。

  • 1つ完成させて横に広げる
  • "実際の使い方"から欲しい操作を言葉にする
  • 人に渡す前提で"入口"を用意する
  • 便利さより"安全"を先に決める

アイデアの一文(#1)から、ここまで約10日。ついに"自分専用の道具"は完成しました。毎月の憂うつな作業が、ボタン数回に。

……でも。これを他の人にも使ってもらう="商品"にするには、もうひと工夫いります。

次回、いよいよ bolt.new が登場。自分専用ツールを、みんなが使える"アプリ"に近づける話——そして、そこで避けて通れない「他人のものを預かる怖さ」にも、正直に向き合います。

サルでもわかるバイブコーディング! 実践編 #4「自分用ツールを"商品"にする」に続く。


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