はじめに
Qiita史上最多記録をつくろう!アウトプットはいいぞカレンダー Advent Calendar 2022の2日目
Qiitaでほとんど記事投稿してこなかったので溜め込んできたノウハウを記載します
所要時間10分程度
なぜ書こうとしたのか?
AdventCalendarの時期であり、色々学んだきたことを伝えられるチャンスなので書きます
(休日使ってでも書き残す)
結論
未来永劫に語り継がれるアウトプットであれ
この記事の対象者
- アウトプットしたいけど、どうすればいいかわからない方
- LTやブログでアウトプットしてるけど、もっと良い方法はないか模索してる方
これさえ読んでおけば十中八九、良い方向に繋がるようアウトプットするための極意をまとめます
で、あんた誰?
IT歴5年目、AWS使ってフロントからバックエンドまで何でもやるエンジニアです
入社当初は「if文って何?」ってレベルからスタートしました
2021年ゼロベースで技術ブログ、登壇・LTなどのプレゼンまで数多く外部発信
そして2022年AWSから選出されました
うおおおおおおおおお!!!
2022 APN AWS Top Engineers
簡単に言うとAWSを扱う優秀なエンジニア集団。AWSから厳正な審査で選定される
2022 Japan AWS Partner Ambassador
簡単に言うと、AWS Top Engineersよりも上位ランク。ハンパねぇ集団
ただ当初は「アウトプットなんてやりたくもない、時間の無駄だし」と思ってました
では、アウトプットしないとどうなるかを書く
アウトプットしないとどうなる?
その1: 未来の自分に対して後悔するから
将来の自分に対して後悔することになる
「あの時しておけば。。」
「あの時するべきだった。。」
毎回毎回出くわすたびに後悔が大きくなってくる
そして人に伝える能力が身についてきません
結局いつまで立ってもやらない癖が身についてしまって、周りを見渡すと後悔しか残らなくなる
早め早めにアウトプットして自分が生み出した作品を残していくべき
その2: チャンスが舞い込まないから
2021年自分が外部発信しようと決めなければ、誰の目にも止まることはなかったしAWS Ambassadorにもなれなかったんだろうと思う
アウトプットしていると誰かの目に止まり、お声がけが増えることは事実
参加者数が多いイベントで外部発信する機会も舞い込んでこなかっただろう
だから、そこで読んでいるおまいら!
読み終わったら今すぐにでもアウトプットするべき
で、なぜアウトプットするのか?
ではなく
本来アウトプットの目的は
受け手を行動させる
である
発信したコンテンツに対して「読む」「見る」「聞く」対象者を行動させなければならない
行動させない内容であれば、成果物の質は悪いものとなる
ここを意識しながら作り込んでいく
またアウトプットするうえで欠かせない
視聴者や読者は「価値ある内容なのかどうか」を取捨選択していることを忘れないこと
印象に残るコンテンツを残していくのが重要
極意(本題)
ここから本題に入ります
①いつ公表するかデッドラインを決める
アウトプットするとき・したいときにまず何をやるか?
締切を決めること
締切の日程を決めておくことで、やらないといけない状況を作る
公開日を決めずに、「いつかやる」はバカ野郎である
日程を決めたら、余程の事情がない限り日程は変えない
「何が何でも絶対にこのアウトプットを打ち出す!」って状況を作っておく
アウトプットの質が高く、TEDで人気動画
「先延ばしにする頭の中はどうなっているか」
のプレゼンテーションも見ておいたほうがいいだろう
人は期限日が近づいてくると焦って動き出す習性がある
アウトプットするなら締切日を決めるのが先だ
嫌でも行動する状況を作るのが重要
②人を惹き付けるタイトルを考える
ハッキリ言うが
インターネット公開されてるアウトプットのコンテンツなんて誰も著者に興味ない
Youtube,Twitter,Qiitaしかり
Like数をどれだけ取っているコンテンツなのかが評価されるポイントになる
余程名が売れ渡っている人物やインフルエンサーでない限り、
無名で平凡な俺たちは人目に止めるようなタイトルを考える必要がある
現代はググってなんぼの世界で、コンテンツが膨大にある中、興味関心を惹きつけるタイトルを考えることが大事
例えば心をつかむ文章も色々あったりする
やってみた系
興味あるような「やってみた」は王道スタイルで見られやすい
- 「〇〇を作ってみた」
- 「〇〇をやってみた」
失敗談・体験談系
失敗談や体験談は目に止まりやすく、反面教師や参考になりそうなタイトルが食いつきやすい
- 「xxしてみたが、〇〇で失敗した話。その後...」
- 「〇〇時間費やして、最適な案を模索した話」
問いかけ系
問いかけも心をわしづかみにする
- 「〇〇を知っているか?」
- 「〇〇やってて、こんなときどうする?」
ひねり系
誰でも目に止まりやすい、目に引くようなワードセンスなど
- 「〇〇業界へ異世界転生して覚醒した」
- 「俺は〇〇問題を真剣に考えようと思う」
そしてQiitaでLike数が多い記事タイトルをピックアップしてみる
こういうタイトルだと見てみようってなる
※タイトルの見出しが一番多く見られるのでよく考えて決めること
③習慣化させる
仕事や勉強で忙しくて時間がないとか、休日はゆっくり休みたいからといって行動せずにいると経験値は貯まりません。
あなた達は普段から毎日服を着替えたり、歯を磨いたり・風呂に入ることを当たり前にするでしょ?
習慣化は化物です
脳死で勝手に行動するレベルまでもっていけるのが習慣という恐るべき能力です
人間誰しも備わっている能力を上手く利用して、下書きだけでもいいから毎日行動をすること!
エンジニアは退化するんじゃねぇ!進化するのみ!
体験したことが自信に繋がり、誰かの目に止まり、そして評判が良ければ自ずと声がかかってきます
④どの層・誰に向けて発信するのか?を定める
読み手・聞き手のターゲットが誰なのか、明確にしておくことが大事
経験者なのか?未経験者なのか?
フロントエンド、バックエンドなど内容によって対象者が変わってくる
どういったターゲット層かを決めて、読んだり聞いた人がわかりやすく伝わるかをイメージして作り込んでいく
この記事のターゲット層は初心者に絞って記述してますけど
別に誰に呼んでもらってもいい
「この記事役に立ったなー」って思ってくれればそれで十分
⑤自分にとってのゴールを決める
アウトプットするときに自分に対してのゴールを決めておく
なぜなら何のためにアウトプットしているのか迷わないようにするため
例えばどういったゴールを設定するのか
- 「年間30記事書く」
- 「LTや登壇を1年間で10回やる」
- 「〇〇の応募要件として必要だからやる」
- 「Vier数を10000以上達成する記事を作る」
- 「AdventCalendarで誰よりも多くLGMT取る」
など決めておく
作業は結構大変ですが、達成できることを信じてワクワクしながら作り込んでいきましょう
そうすればモチベーションが保てる
読んでくれる!見てくれる!
ってことを意識しながら作り込めばアウトプットするモチベーションが高まる
⑥インプットの仕方と意識
誰かに伝えることを意識してインプットすることが大事
どういった手法がバズるかは世の中に出回っているので探究心持って情報収集・勉強していく
どうやって構成を作ればいいのか、何から作ればいいのかわからないのであれば下記2冊を参考にして型を身につけていくのがオススメ
登壇やLT系の発表構成やプレゼン資料作成に関しては
新エバンジェリスト養成講座 を
ブログや記事の文章術に関しては
超ライティング大全ー「バズる記事」にはこの1冊さえあればいい を
テンプレートがあることを理解してるだけで、アウトプットの質が高まる
1冊1000円程度で買えてノウハウとして学べるので買っておいて損はない
インプットのメモ(ネタ)帳について
またインプットするためのメモ帳に関しては、書き溜められるツールであれば何でもいい
VSCode, Zenn, Qiita, PC,スマホのメモ帳など。
自分にあったツールを選定してネタ帳として書き溜めておく
アウトプットしたいネタを忘れてしまわないようにするため
「あー、これアウトプットのネタになりそうだな」
「もしかしたら将来専門的にこの分野やりそうだな」
って思った瞬間書き残しておこう
いずれ見返したときに役に立つ
俺たちはネタ帳から影響力あるアウトプットを作っていく
⑦強弱(ギャップ)をつける
文字ばかりの内容や一定した読み上げは、どうしても飽きてくるので何事にも強弱を作る
1.スライドや文章を作る場合
ここだけは強調して伝えたい文章があれば色つけたり太くする
「ここは一番重要だぜ」って伝えたい時、パッと見で印象に残りやすい
2.プレゼンやLTなどで口頭発表する場合
一番伝えたい内容のときは声色も大にして強弱つける
「ここから、一番重要なことをお伝えします!!」
みたいなワードを要所に入れて発声する
最後まで飽きさせないよう工夫するのも1つの手段
⑧公開・発信直前まで「これでもか!」ってほど確認する
「軽く作っておいてあとで都度編集すれば良い」って考えもわかる
ただ、どれだけスゴイことを世の中に発信するのかを意識すると、「あとで編集すればいい」って概念が消える
間のとり方や資料の作り方について、こういう動画も勉強のために視聴しておこう
聴衆に対してプレゼンターは常に一発勝負である
別にスティーブ・ジョブズになれとは言わないが、プレゼンする人達は皆
当日発表・公開するまで入念な準備と確認を行う
読み手や聞き手が価値あるアウトプットだなと感じるのは、わかりすいものでしか評価しないので
できれば第3者に見てもらうと、公平にアドバイスが得られるので協力してもらう
そして誤字脱字や読みやすさ・聞きやすさなど何度も修正してブラッシュアップしていく
「これで間違いない、問題ない!」って確信できるまで何度も確認が大事
⑨図を絶対いれよ
技術系アウトプットであれば構成図, フローチャート, シーケンスなどは絶対入れる
ここに関しては自分で作成したほうがよい。
いわゆる画像の使いまわし
公式や出回っている構成図やフロー図を入れて作成時間を端折っても
自分の理解や整理ができてないケースがあるのでオススメしません
図を取り入れることでどういったことを説明しているのか分かりやすくなるので取り入れていくこと
作成ツールは色々あるので自分に適したものを使う
以下参考に
⑩余裕あるなら寝かす(推敲)
集中して作り込んで公開・発信した後に「何だこれは読みづらいな」となる
一旦作り終わったら2,3日ぐらい寝かしておく
頭が真っ白な状態で読み込んだら新しい気付きがでてきたり、文章の添削もできるので質も良くなる
⑪失敗してもいいのだ!失敗するのは当たり前
オフライン・オンラインのLTや登壇の時、予期せぬトラブルが巻き起こったりする
ブログだとLike数やPV数が伸びないとかもあったりする
だがミスってもいいからとにかく行動できたこと、外部発信できたことを誇りに持つのだ!!!
改善すれば前回よりも「もっと良いアウトプットをしてやる!」と意欲が湧き、経験したことが次に繋げられる
一番やってはいけないことが、気が落ちてやらないこと
これだと改善もされず成長になりません
電球を発明した有名な人物、トーマスエジソンの名言に
「失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ」
リアルで考えたらとんでもない試行回数だが何度も失敗し挑戦して得られるものがあるのだ
失敗すらもポジティブに捉えて成功を得た
諦めずに継続すれば実現できることを彼は証明しているのだ
やるなら今しかねぇ
⑫さて、準備はできたか
ここまで読んでアウトプットしたくなってきたか?
であれば、ぜひチャレンジしてもらいたい
LTや登壇系
LTや登壇などは↓からイベントを見つけて、できそうなものからCFP作って応募しよう
技術ブログ系
手っ取り早くブログを書くならQiitaやZennで書こう
さいごに
とにかく一番伝えたいことは
未来永劫に語り継がれるアウトプットであれ
受け手が動いてくれる良質なアウトプットを継続して生み出していくこと
俺たちはワクワクしながら世の中に衝撃を与えるコンテンツを提供していく