見上げてごらん天井を
現在多くのオフィスにはアクセスポイント(AP)が設置されているかと思います。
単に便利なだけでなく、フリーアドレスや業務改革の流れもあり、かなり普及しましたね。天井の AP に目をやると、LED があり、青だったり、緑だったりするかと思います。これは LED の色と点灯によって状態を表しているんです。
AP のご機嫌を知る
では、Aironet(3800) の LED の状態とその意味を見てみましょう。
LED が点滅していたり、赤色が出てくる場合は、アップグレードやコントローラを探すなど電波を提供する準備をしているケースが多く、しばらく待ってみて、状態が改善しない場合はトラシューを行うことが多いです。
#もう LED を点けたいなんて言わないよ絶対
AP のご機嫌を伺える便利な LED ですが、お客様の環境によっては、光らせたくないケースもあります。例えば、病室やホテルの部屋など、睡眠の際に LED が眩しいとご迷惑をかける場合です。
但し、安心してください、設定で消せますよ!
設定画面を見ていただくと、LED を点灯させる時間の設定や、無制限に点灯させるといったことも AP 毎に可能で、複数の AP を設置後に、あっ!どの AP をどこに取り付けたんだっけ?という時に AP を個別に光らせて場所を確認することができます。
#AP で聖夜っぽさを出してみる
公開日がクリスマスということもあり、ラボにあった AP と緑のケーブルを集め、AP が コントローラを探す際の LED 状態を利用して、クリスマスツリーを作成してみました。
(夜中に会議室で一人、AP とケーブルを並べ、部屋を真っ暗にして撮影に臨んだ SE の姿を思い浮かべながらご覧下さい)
#なんと AP でラズパイだと!?
最後に、やはり少しはプログラムっぽい要素がないと・・・ということでラズパイです。実は、Aironet3800 という機種は拡張モジュールに対応しており、HDK ボードにラズパイを載せて使う事ができるのです!!(Raspberry Pi A/B/2/3)
他にも、Intel NUC Modules、Intel Quark E100、Beaglebone Black、XBee Radio Socket が載せられるようになっていたりします。
https://developer.cisco.com/docs/adp/#external-modules
下記に Sandbox もあり、プログラマーでも遊べる AP となっていますので、是非お試しあれ。
https://developer.cisco.com/site/adp/
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。良い年末年始を!