はじめに
前回に引き続き、今回も基礎的な用語のアウトプットを行います。
運用環境
運用環境とはシステムをどこで使用するか定められている環境のこと。3つの種類がある。
運用環境 | 通称 | 概要 |
---|---|---|
development | 開発環境 | 主にアプリケーションを開発する際に使用する環境 |
test | テスト環境 | アプリケーションの動作をテストする際に使用する環境 |
production | 本番環境 | アプリケーションを実際にリリースする際に使用する環境 |
なぜこのように環境を分けるのかというと、環境ごとに必要な設定が多く存在するためである。
例えば、開発環境では「バグを探しやすいツール」を導入したほうが便利だが、本番環境ではアプリケーションのパフォーマンスを上げるために、余分なツールは使わないほうが適切である場合などがあるため。
Railsではdatabase.yml
を編集することで、データベースの設定を運用環境ごとに変更できる。
ライブラリ
他のプログラムと合わせて使用するために、複雑なプログラムを1つのセットにしたもの。
複雑な機能実装でも、ライブラリをアプリへ読み込ませることにより、簡単に実装できるようになる。
RubyのライブラリはRubyGems
CRUD
アプリケーションのデータ取り扱いに関して、基本的な処理の頭文字を並べたもの。
Create | Read | Update | Delete |
---|---|---|---|
生成 | 読み取り | 更新 | 削除 |
レイアウトテンプレート
アプリケーションのビューファイルの共通部分をまとめたもの。
例えばヘッダーやフッターなどが全てのビューに共通となる場合、レイアウトテンプレートに記述しておくことで各テンプレートファイルは各々の見た目を記述するだけでよくなる。
Railsの場合はapplication.html.erb
というファイルがレイアウトテンプレートとなる。
ストロングパラメーター
ストロングパラメーターは意図しないデータベースの読み書きを防ぐために使用します。
全てのパラメーターを受け取る仕様の場合、悪意のあるパラメーターによって第三者にデータを改竄されてしなうなど、セキュリティ上の欠陥を作り出してしまう恐れがある。
バリデーション
データを登録する際に一定の制約をかけること。例えば、空のデータは登録できないようにしたり、文字数を制限するなど。
終わりに
本日も短いですが、ここまでにしようと思います。
知識等間違いがあれば、ご指摘頂けましたら幸いです。