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WindowsにGitをインストールしてVSCodeで使えるようにする手順【2026年】

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Last updated at Posted at 2026-02-27

はじめに

SourceTreeをすでに使っている方も多いと思いますが、VSCodeでGitを使う場合は別途Gitのインストールが必要です。SourceTreeは内部にGitを同梱していますが、それはSourceTree専用のため、VSCodeからは参照できません。

この記事では、Git 2.53.0のインストール手順とVSCode連携に必要な初期設定を解説します。


目次

  1. Gitのダウンロード
  2. インストール時の設定
  3. インストール確認
  4. ユーザー情報の設定
  5. 接続方式の確認
  6. VSCodeで動作確認
  7. まとめ

環境

  • Windows 10 / 11
  • Git 2.53.0
  • VSCode(インストール済み)
  • SourceTree(インストール済み)

1. Gitのダウンロード

https://git-scm.com/ からインストーラーをダウンロードして実行します。

トップページの「Install」をクリックします。
ダウンロード1.png

Git for Windows/x64 Setup.」をクリックしてダウンロードします。
ダウンロード2.png


2. インストール時の設定

デフォルトブランチ名

インストール手順1.png

GitHubのデフォルトブランチは現在 main です。今後 main に統一する予定であれば「Override the default branch name for new repositories」を選んで main と入力します。

既存リポジトリがすべて master の場合は「Let Git decide」のままでも問題ありません。既存リポジトリには影響しないため、後から移行できます。

補足: main に統一したい場合は以下のコマンドで移行できます。

git branch -m master main
git push -u origin main

その後、GitHubのSettings → Branchesでデフォルトブランチを変更してください。


PATH環境変数の設定

インストール手順2.png

Git from the command line and also from 3rd-party software」(Recommended)を選択します。

これにより、VSCodeのターミナルやPowerShellからもGitが使えるようになります。3番目の「Use Git and optional Unix tools from the Command Prompt」はWindowsのシステムコマンドに影響が出るため非推奨です。


SSH実行ファイルの選択

インストール手順3.png

Use bundled OpenSSH」を選択します。

SourceTreeでPuTTYを使っている場合でも、それはSourceTree専用です。Git単体にはGit同梱のOpenSSHを使わせるのがシンプルで管理しやすいです。


HTTPS通信のSSLライブラリ

インストール手順4.png

Use the native Windows Secure Channel library」を選択します。

個人のWindows環境では、WindowsのシステムレベルでSSL証明書が管理されるこちらが適切です。Windowsアップデートと連動して証明書も自動更新されます。


改行コードの変換

インストール手順5.png

Checkout Windows-style, commit Unix-style line endings」を選択します。

Dockerを使う場合に特に重要です。ローカルのWindows環境ではCRLF(Windows改行)で編集でき、コミット時にLF(Unix改行)に自動変換されます。DockerコンテナはLinuxベースなのでLFが必要で、この設定なら改行コードの問題が起きにくくなります。


ターミナルエミュレーター

インストール手順6.png

Use MinTTY (the default terminal of MSYS2)」を選択します。

ウィンドウのリサイズや日本語(Unicode)表示が扱いやすいのでこちらが無難です。


git pullのデフォルト動作

インストール手順7.png

Fast-forward or merge」を選択します。

Git学習中の段階ではこれが一番わかりやすい動作です。Rebaseは履歴の書き換えが発生するため、Git操作に慣れてから意識的に使う方が無難です。


認証情報ヘルパー

インストール手順8.png

Git Credential Manager」を選択します。

GitHubへの認証情報(トークンなど)をWindowsが安全に保存してくれるため、毎回ログイン情報を入力しなくて済みます。


追加オプション

インストール手順9.png

Enable file system caching」のみチェックを入れます(デフォルト)。

パフォーマンスが向上します。「Enable symbolic links」は特別な権限が必要で、通常の用途では不要なのでオフのままで問題ありません。


インストール完了画面

View Release Notes」のチェックを外して「Finish」をクリックします。

インストール完了.png


3. インストール確認

インストール完了後、コマンドプロンプトまたはPowerShellで確認します。

git --version

以下のように表示されればOKです。

git version 2.53.0.windows.1

4. ユーザー情報の設定

コミット履歴に記録されるユーザー情報を設定します。

メールアドレスについての注意

user.email に設定したメールアドレスはコミット履歴に記録され、パブリックリポジトリでは誰でも見られます。個人のメールアドレスを公開したくない場合は、GitHubが提供するダミーアドレスを使いましょう。

GitHubダミーアドレスの確認方法:
GitHub → Settings → Emails → 「Keep my email addresses private」をOnにすると表示される xxxxxxxx+username@users.noreply.github.com 形式のアドレスを使います。

ダミーメール.png

設定コマンド

git config --global user.name "GitHubのユーザー名"
git config --global user.email "xxxxxxxx+username@users.noreply.github.com"

設定確認

git config --global user.name
git config --global user.email
git config --global init.defaultBranch

5. 接続方式の確認

既存リポジトリがHTTPS運用かSSH運用かを確認します。リポジトリのフォルダで以下を実行してください。

git remote -v

HTTPS運用の場合(追加設定不要):

origin  https://github.com/username/repo.git (fetch)
origin  https://github.com/username/repo.git (push)

Git Credential Managerが有効なので、初回だけブラウザでGitHubの認証画面が表示されます。一度許可すれば以後は自動になります。

SSH運用の場合:

origin  git@github.com:username/repo.git (fetch)
origin  git@github.com:username/repo.git (push)

SSHキーの設定が必要です。


6. VSCodeで動作確認

VSCodeを再起動すると、左サイドバーのソース管理アイコン(分岐マーク)からGitが使えるようになります。コミット履歴がグラフ表示されていれば正常に動作しています。


まとめ

設定項目 選択内容
デフォルトブランチ main(またはLet Git decide)
PATH設定 Git from the command line and also from 3rd-party software
SSH Use bundled OpenSSH
SSL Use the native Windows Secure Channel library
改行コード Checkout Windows-style, commit Unix-style line endings
ターミナル Use MinTTY
git pull Fast-forward or merge
認証情報 Git Credential Manager
ファイルキャッシュ Enable(チェックあり)

この設定でVSCode・SourceTree・コマンドライン全てで同じGitが使える状態になります。

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