最初に

サブドメインをデプロイさせたい場合はこちら ↓

0. 準備

↑ 上記の講座の ↓ 以下内容を済ませておく。

セッション2	セッション3	セッション4
SSHによるサーバーへの接続	アプリ実行中に利用されるPHPの設定	Gitの設定
	コンソール上で利用されるPHPの設定	composerのバージョンアップ
	データベース(MySQL)の作成

1. SSHによるサーバーへの接続(SSH接続)

「XXX.key」ファイルがある階層で行う

pwd
→ /Users/(ユーザー名)/Laravel/Xserver

→ Xserverの後に「/XXX.key」がある状態

↓

ssh -i XXX.key (サーバーID)@(サーバー情報).xserver.jp -p 10022
↓
自身で設定した(パスフレーズ)を入力

2. Xserverを初期化(1回目に色々設定をいじり、メインドメインへのデプロイ2回目以降の場合)

エックスサーバーのサーバーパネル「ログイン」→「ドメイン設定」で行う。
まずは「初期化」をクリック

↓

「ドメイン設定の初期化」をクリック → 「確認画面へ進む」をクリック → 「実行する」

3. Git clone

# 階層移動
cd /home/(ユーザー名)/(メインドメイン)
例) /home/akkun1114/akkun1114.com

# clone(githubの画像のようにコピーしたのをペーストすればOK)
git clone git@XXX

結果：

[honaki@sv12345 アプリ名]$ ls
docker  docker-compose.yml  src

[honaki@sv12345 アプリ名]$ pwd
/home/honaki/メインドメイン/アプリ名

[honaki@sv12345 アプリ名]$ ls src
README.md  artisan    composer.json  config    lang               package.json  postcss.config.js  resources  storage             tests
app        bootstrap  composer.lock  database  package-lock.json  phpunit.xml   public             routes     tailwind.config.js  vite.config.js

4. public/index.php, .htaccess をルートへコピー

Laravelアプリをサーバーのルートドメイン（https://xxx.com）で直接アクセスできるようにするための作業

cd /home/akkun1114/メインドメイン/

cp アプリ名/src/public/index.php /home/akkun1114/メインドメイン/public_html/
cp アプリ名/src/public/.htaccess /home/akkun1114/メインドメイン/public_html/

Laravelとしては
アプリ名/src/public/index.php にアクセスしてほしいけど、
サーバーとしては
public_html/index.php にしかアクセスできない。
だから、
cp アプリ名/src/public/index.php /home/akkun1114/メインドメイン/public_html/でLaravelをここから起動させる。
そして、
cp アプリ名/src/public/.htaccess /home/akkun1114/メインドメイン/public_html/でURLをいい感じに制御する。

5. index.php を修正

cd /home/akkun1114/メインドメイン/public_html

# index.phpがあるか確認
ll -a

vi index.php

↓

# 編集モード
i

↓

# 修正前
require __DIR__.'/../vendor/autoload.php';
$app = require_once __DIR__.'/../bootstrap/app.php';


# 修正後（フルパスにする）
$base = '/home/akkun1114/メインドメイン/アプリ名/src';

require $base . '/vendor/autoload.php';
$app = require_once $base . '/bootstrap/app.php';

↓

# 保存、終了
esc
:wq

「vendor/autoload.php」の解説

「require '/home/.../vendor/autoload.php';」の部分

✔ 何してる？
・Composerのオートローダーを読み込んでます。
・Laravel本体・依存パッケージ（例：illuminate, guzzle, faker など）を使えるようにしてる。
・あらゆるuse クラス名やnew クラス名を自動で探して読み込むための仕組み。
・Laravel以外のPHPプロジェクトでも Composer を使っていればこのファイルはほぼ絶対使います。

「bootstrap/app.php」の解説

「$app = require_once '/home/.../bootstrap/app.php';」の部分

✔ 何してる？
・Laravelアプリケーション本体（Applicationインスタンス）を作成しています。
・サービスコンテナのインスタンスを $app に代入。
・ここで HTTPカーネルやCLIカーネルなどの初期バインドが行われる。
・この $app を使ってリクエストの処理がスタートする。

6. envの設定

セッション4：Laravelの導入：3:10~の箇所(コピーから)

src内で行う

以下を参考に

[honaki@sv12345 アプリ名]$ ls
docker  docker-compose.yml  src

[honaki@sv12345 アプリ名]$ pwd
/home/honaki/honaki.com/アプリ名

[honaki@sv12345 アプリ名]$ ls src
README.md  artisan    composer.json  config    lang               package.json  postcss.config.js  resources  storage             tests
app        bootstrap  composer.lock  database  package-lock.json  phpunit.xml   public             routes     tailwind.config.js  vite.config.js

7. Composer install

cd /home/akkun1114/メインドメイン/アプリ名/src
# 本番用
composer install --no-dev --optimize-autoloader

8. Laravelコマンド実行

php artisan key:generate
php artisan storage:link

# その他
# 画像圧縮の場合
composer require intervention/image

9. npm 系コマンド

npm install
npm run build

10. データベース初期化

php artisan migrate:fresh --seed
# 2回目以降行う場合で画像を削除したい場合(以下URLを参照)

11. Vite build ファイルをルートへコピー

Laravel + Vite でビルドされたアセットファイル（CSS・JSなど）をサーバーの公開領域に配置するための操作
※ npm run build を実行した後に行う

cp -r public/build /home/akkun1114/akkun1114.com/public_html

12. storage シンボリックリンク作成

Laravelで保存した画像などのファイルをWebブラウザからアクセス可能にするための操作

cd /home/akkun1114/メインドメイン/public_html

ln -s /home/akkun1114/メインドメイン/アプリ名/src/storage/app/public storage
# ↑ この操作は、↓ リンク(=ショートカット)を作成する
# /home/akkun1114/メインドメイン/public_html/storage → /home/akkun1114/メインドメイン/アプリ名/src/storage/app/public

13. index.html の削除

cd /home/akkun1114/メインドメイン/public_html

rm index.html
# あとで使う場合は、名前を変更
# mv index.html index.html.bak

14. 初期画像がある場合

15. Gmailで再設定を実行する場合

参考：ディレクトリ構成